社会認識に関わる分子の神経化学的解析による自閉症の解明と治療

フォーマット:

論文

責任表示:

東田, 陽博 ; Higashida, Haruhiro

言語:

日本語

出版情報:

金沢大学医学系, 2010-05-14

著者名:

• 東田, 陽博
• Higashida, Haruhiro

掲載情報:

平成21(2009)年度 科学研究費補助金 基盤研究(A) 研究成果報告書 = 2009 Fiscal Year Final Research Report

巻:

2007-2009

開始ページ:

6p.

バージョン:

author

概要:

オキシトシンは信頼を基礎とする社会性行動に影響を与える。オキシトシンの脳内分泌を制御するCD38遺伝子の一塩基多型(SNP)を日本人およびアメリカ人の広汎性発達障害者や健常人で調査した。2箇所のSNPが自閉症の危険因子である可能性を見いだした。また、一例で、オキシトシンの投与により一部の症状の改善が見られた。CD38は良い対人関係を構築するのに必須で、一方その不全が社会性障害の原因ではないかと思われる。<br />研究課題/領域番号:19200030, 研究期間( … 年度):2007-2009 続きを見る

URL:

http://hdl.handle.net/2297/00049433