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発達期小脳における足場タンパク質JSAP1の機能解析

フォーマット:
論文
責任表示:
善岡, 克次 ; Yoshioka, Katsuji
言語:
日本語
出版情報:
金沢大学がん進展制御研究所, 2008-05
著者名:
掲載情報:
平成19(2007)年度 科学研究費補助金 基盤研究(C) 研究成果報告書
巻:
2006-2007
開始ページ:
4p.
バージョン:
author
概要:
哺乳類MAPキナーゼ(MAPK)経路の足場タンパク質は、シグナル伝達の特異性維持を規定する因子であり、MAPKの時空間的制御にも関わると考えられている。しかし、詳細については不明な点が多い。我々は、自らのグループが同定した足場タンパク質JSAP1を中心に解析を行った。研究成果は以下の通りである。1.Jsap1ノックアウト(KO)マウスは、生直後、呼吸不全のために死亡することが知られている。しかし、その分子メカニズムについては不明な点が多い。Jsap1コンディショナルKOマウス を用いた解析により、Jsap1 KOマウスの死亡は神経系の異常に起因することが強く示唆された(Neurosci. Lett. 2007)。2.PC12細胞をモデル系とした解析を行い、足場タンパク質JSAP1はN-カドヘリンを介した細胞間相互作用の制御に関与していることを見出した(Biochem. Biophys. Res. Commun. 2007)。3.発達過程および成体マウスにおけるJSAP1の発現を詳細に検討し、JNK MAPKとJSAP1 mRNAは胎仔および成体マウスにおける発現パターンが極めて類似していることを見出した。またJSAP1タンパク質は、胎仔では未分化神経細胞、および小脳の外顆粒層で特に強く発現しており、成体マウス脳では、様々なニューロンやバーグマングリアで発現しているが、中でも小脳プルキンエ細胞で高発現していることを見出した(J.Neurochem. 2006)。4.免疫組織化学法による解析を行い、JSAP1タンパク質は発達期小脳の外顆粒層を形成する顆粒前駆細胞(GCP)、特に増殖を停止したGCPで強く発現していることを見出した。JSAP1-JNK MAPKシグナル伝達系によるGCPの増殖・分化制御機構を明らかにするため、生後4日目のマウスから小脳GCPを精製し、初代培養系を用いて解析した。その結果、JSAP1-JNKシグナル伝達系はGCPの増殖阻害、および分化促進に関わることが強く示唆された(投稿準備中)。<br />研究課題/領域番号:18500238, 研究期間(年度):2006-2007 続きを見る
URL:
http://hdl.handle.net/2297/00050557

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善岡, 克次, Yoshioka, Katsuji

金沢大学がん進展制御研究所

善岡, 克次, Yoshioka, Katsuji

金沢大学がん進展制御研究所

Bayarsaikhan, Munkhuu, Takino, Takahisa, Gantulga, Davaakhuu, Yoshioka, Katsuji, Sato, Hiroshi

Elsevier

善岡, 克次, Yoshioka, Katsuji

金沢大学がん進展制御研究所

善岡, 克次, Yoshioka, Katsuji

金沢大学がん進展制御研究所

善岡, 克次(1958-)

[善岡克次]

Yoshioka, Katsuji

日本生化学会 = Japanese Biochemical Society

Tanahashi, Hiroshi, Kito, Keiji, Ito, Takashi, Yoshioka, Katsuji

ラドナ, エンクフツヤ, Enkhtuya, Radnaa