有機地球化学的分析手法を用いた先史時代の食性復元

フォーマット:

論文

責任表示:

宮田, 佳樹 ; Miyata, Yoshiki

言語:

日本語

出版情報:

2017-06-23

著者名:

• 宮田, 佳樹
• Miyata, Yoshiki

掲載情報:

平成27(2015)年度 科学研究費補助金 基盤研究(B) 研究成果報告書 = 2015 Fiscal Year Final Research Report

巻:

2013-04-01 – 2016-03-31

開始ページ:

6p.

バージョン:

author

概要:

金沢大学先端科学・イノベーション推進機構<br />①土器付着炭化物の炭素年代測定や安定同位体分析による食性解析法，②土器残存有機物組成や分解生成物を同定するバイオマーカー分析，③土器から抽出した炭素数16，18の直鎖状飽和脂肪酸の炭素同位体比を現生生物と直接比較することにより，起源物質を推定する手法，これら三つの手法（①，②，③）を法補的に組み合わせることにより，土器付着炭化物と土器胎土吸着物を用いて，土器で調理された食材を復元することができた。つまり，新しい縄 … 文土器を用いた古食性研究手法を確立した。<br />We studied radiocarbon dates and stable isotope composition in archaeological remains and lipids in pottery from a few archaeological site, Japan. These results of radiocarbon dating, stable isotope and lipid analysis are consistent with archaeological context. Therefore we have reconstructed paleodiet using Jomon pottery from a few archaeological site.<br />研究課題/領域番号:25282072, 研究期間(年度):2013-04-01 – 2016-03-31 続きを見る

URL:

http://hdl.handle.net/2297/00058835