※一部利用できない機能があります
Wntを中心とする基幹的細胞シグナル破綻機構の解明と大腸がん制御への応用
- フォーマット:
- 論文
- 責任表示:
- 源, 利成 ; Minamoto, Toshinari
- 言語:
- 日本語
- 出版情報:
- 2009-04-20
- 著者名:
- 掲載情報:
- 平成20(2008)年度 科学研究費補助金 基盤研究(B) 研究成果報告書 = 2008 Fiscal Year Final Research Report
- 巻:
- 2006 – 2008
- 開始ページ:
- 6p.
- バージョン:
- author
- 概要:
- 金沢大学がん進展制御研究所<br />Wnt経路の制御破綻が固有のがん化シグナルを誘発する仕組みと,それを修飾する分子細胞機構を解明するためにβ-catenin を中心とするがん化シグナルネットワークの概念を創出し, これを具現化する. 大腸がんのがん腫-宿主境界の微小環境におけるβ-catenin活性化の重要性, β-cateninとIκBα(inhibitor of NF-κB)に共通のユビキチ … ン連結酵素β-TrCP(β-transducinrepeats-containing protein)の同定, これを転写後に制御するWnt経路の新規転写標的CRD-BP(coding region determinant-binding protein)の同定と,これらの分子の制御異常と病的作用を見出した. CRD-BPはc-mycやIGF-II(insulin-like growth factor-II)のRNAトランス因子であり, 大腸がんで複数の細胞増殖経路(Wnt, NF-κB, c-Myc, IGF-II)を機能的に結びつけるとことを明らかにした. その後, 現在までにCRD-BPを介するWntとHedgehog経路の交差応答や, 腸上皮細胞の極性輸送の制御異常にともなうE-cadherinの発現変化とβ-catenin活性化の関連について研究を進めている.<br />研究課題/領域番号:18390363, 研究期間(年度):2006 – 2008<br />出典:「Wntを中心とする基幹的細胞シグナル破綻機構の解明と大腸がん制御への応用」研究成果報告書 課題番18390363(KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所))(https://kaken.nii.ac.jp/ja/report/KAKENHI-PROJECT-18390363/18390363seika/)を加工して作成 続きを見る
- URL:
- http://hdl.handle.net/2297/00059793
類似資料:
金沢大学がん進展制御研究所 | |
金沢大学がん進展制御研究所 |
金沢大学医薬保健学総合研究科 |
金沢大学新学術創成研究機構 | |
金沢大学がん進展制御研究所 |