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柱状π分子の2次元集積化によるπ造形システム
- フォーマット:
- 論文
- 責任表示:
- 生越, 友樹 ; Ogoshi, Tomoki
- 言語:
- 日本語
- 出版情報:
- 2018-03-28
- 著者名:
- 掲載情報:
- 平成28(2016)年度 科学研究費補助金 新学術領域研究(研究領域提案型) 研究実績の概要 = 2016 Research Project Summary
- 巻:
- 2015-04-01 – 2017-03-31
- 開始ページ:
- 2p.
- バージョン:
- author
- 概要:
- 金沢大学理工学域物質科学系<br />長鎖アルキル基は、アルキル鎖間でスタッキングにより配向するため、分子の配列化を促進するには有効である。しかし、これまでに合成されたPillar[n]areneでは、アルキル鎖の長さが十分ではなく(最長でペンチル基C5)、Pillar[n]areneの分子配向を促進するには十分な長さを有してはいなかった。そこで、六角形のPillar[6]areneを並べる新たな手法として、本研究では長鎖アルキル基を導入したPillar[6]ar … eneを合成し、その分子配列をPXRDから確認した。その結果、アルキル鎖長が長くなるにつれ、明確な二次元ヘキサゴナル構造を形成することが分かった。またアルキル鎖長が長くなると、ヘキシル鎖(C6)までは融点が低下し、その後に融点が上昇するという現象が見られた。C6を有するPillar[6]areneは、その融点が40度程度であり、一度融解すると、室温においては長時間結晶化しないということが分かった。そこで、液体状態のC6を有するPillar[6]areneの温度変化XRD測定を行った。その結果、(001)面に由来するピークが6度付近に、πスタックに由来するピークが20度付近に確認された。液体状態においても配向性を有しており、構造性液体であることが分かった。液体状態のC6を有するPillar[6]areneの蒸気吸着特性について調べた。その結果、Pillar[6]areneの空孔サイズに適したシクロヘキサン蒸気を吸着すると、液体から固体へと状態変化が起こることが分かった。シクロヘキサン蒸気が空孔内部に取り込まれることが、状態変化を起こすスイッチになることが分かった。<br />研究課題/領域番号:15H00990, 研究期間(年度):2015-04-01 – 2017-03-31 続きを見る
- URL:
- http://hdl.handle.net/2297/00059952
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論文
Butylated lignin as a compatibilizing agent for polypropylene–based carbon fiber-reinforced plastics
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