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道路交通ネットワークの時間信頼性評価モデルの構築及びそのITS効果分析への応用

フォーマット:
論文
責任表示:
中山, 晶一朗 ; Nakayama, Shoichiro
言語:
日本語
出版情報:
2016-04-21
著者名:
掲載情報:
平成17(2005)年度 科学研究費補助金 若手研究(B) 研究概要 = 2005 Research Project Summary
巻:
2003 – 2005
開始ページ:
2p.
バージョン:
author
概要:
金沢大学理工研究域<br />周知の通り交通混雑・交通渋滞は都市部における大きな社会問題となっている.交通混雑は単に所要時間が増加するのみならず,その信頼性が著しく低下することも問題である.所要時間がはっきりとは分からないことは,時間通りに到着することが出来ず遅刻に至ることになり,また,遅刻を回避するためには出発時刻を早めなければならず,様々な時間的,経済的,精神的損失を生み出すことになる.これまで交通工学では,時間信頼性を考慮しない交通量配分モデル(交通ネットワ ーク均衡モデル)が既に提案され,実用化に至っている.既往のモデルでも交通システムでの旅行時間を算出することは可能である.しかし,それらでは旅行時間の確率分布を取り扱うことは出来ず,単に一つの値としての旅行時間を算出するのみである.したがって,それらの既往のモデルでは先に述べた時間信頼性を考慮することはできない.昨年度では,時間信頼性を考慮した均衡モデルの基本的均衡概念について明らかにし,道路利用者の経路選択が不確実なため(確率的であるため)に道路ネットワークの状態が確率変動する場合の確率的均衡モデルを構築した.しかし,旅行時間や交通量の変動の原因は経路選択の不確実性のもならず,交通需要が確率的に変動することも重要である.本年度は,昨年度のモデルを拡張し,交通需要が不確実に変動するとともに経路選択が確率的に行われる場合のモデルを構築した.また,モデルを金沢都市圏道路ネットワークに適用するためのデータ整備も行った.<br />研究課題/領域番号:15760393, 研究期間(年度):2003 – 2005<br />出典:「道路交通ネットワークの時間信頼性評価モデルの構築及びそのITS効果分析への応用」研究成果報告書 課題番号15760393(KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所))(https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-15760393/)を加工して作成 続きを見る
URL:
http://hdl.handle.net/2297/00061089
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中山, 晶一朗

Japan Society of Civil Engineers = 土木学会