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共に学びながらコミュニケーション力を高める実践研究

フォーマット:
論文
責任表示:
端崎, 圭一 ; Hashizaki, Keiichi
言語:
日本語
出版情報:
2016-04-21
著者名:
掲載情報:
平成19(2007)年度 科学研究費補助金 奨励研究 研究概要 = 2007 Research Project Summary
巻:
2007
開始ページ:
2p.
バージョン:
author
概要:
金沢大学教育学部附属中学校<br />英語の授業において,生徒のコミュニケーション力をアップさせるためには,様々な言語活動の評価を生徒に適切にフィードバックすることが肝要であると考える。本研究では,その一つの方法として,ビデオやコンピュータを利用して生徒に再現された自分の姿を見させるという評価法を取り入れた。この方法を取れば,生徒はコミュニケーション活動の重要な要素である音声や表情がどうなっているのかを何度でも繰り返し見ることができる。その過程でメタ認知能力が向上 し,結果,コミュニケーション力も向上することを期待した。具体的には,読むことにおいて,二つの教材をコンピュータで録音させた。また,話すことにおいては,紹介活動などの三つの題材をビデオ撮影した。録音したものや撮影したものは,ファイルとして校内サーバーにおき,生徒が自分の成長の度合いを形成的に評価できるようにした。さて,上記の工夫をする一方で,学び合いによってコミュニケーション力を高める授業の工夫もおこなった。スピーチの練習などにおいて,継続的にグループ学習形態による相互評価を実施し,その評価を参考にしながらスピーチをより良い方向に改善するように取り組ませた。また,「異学年交流」という発想の下,上級生から何かを学びとらせる方策もおこなった。具体的には,生徒が活動に入る前に,上級生が同じ材料や題材で活動したものを聞かせたり見せたりするという方法である。教科書会社などが作成するモデルとは異なり,下級生にとって身近な上級生の姿を見ることは,1年または2年先の自分の目標が具体的によく見えるという意味で強い刺激になったようである。アンケート調査では,ファイルでの評価法について,ほぼ100%の生徒がその有用性に気づいていた。また,「異学年交流」については,先輩の読みを聞きたい・ビデオを見たいと回答している生徒が,いずれも90パーセントを超えたという結果が出ている。<br />研究課題/領域番号:19903004, 研究期間(年度):2007<br />出典:「共に学びながらコミュニケーション力を高める実践研究」研究成果報告書 課題番号19903004(KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所))(https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-19903004/)を加工して作成 続きを見る
URL:
http://hdl.handle.net/2297/00062533
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菅原, 信一, 端崎, 圭一, 小川, 正清

金沢大学附属中学校, 共催:金沢大学人間社会学域学校教育学類, 金沢大学附属高等学校

7 その他 はじめに

端崎, 圭一

金沢大学附属中学校

端崎, 圭一, 小川, 正清, 三田, 耕平

金沢大学教育学部附属中学校, 共催:金沢大学教育学部

小川, 正清, 三田, 耕平, 端崎, 圭一

金沢大学教育学部附属中学校

端崎, 圭一, 小川, 正清, 三田, 耕平

金沢大学教育学部附属中学校

折川, 司

金沢大学教育学部国語国文学会

端崎, 圭一, Hashizaki, Keiichi

折川, 司

金沢大学教育学部国語国文学会

6 その他 はじめに

端崎, 圭一

金沢大学附属中学校

平松, 仁史, 昔農, 徳行, 端崎, 圭一

金沢大学教育学部附属中学校