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レーザ歯科治療に用いる光ファイバ先端の加工 第2報:ファイバ先端の加工材評価
- フォーマット:
- 論文
- 責任表示:
- 古本, 達明 ; 上田, 隆司 ; 青木, 慎太郎 ; 葛西, 惇士
- 言語:
- 日本語
- 出版情報:
- 砥粒加工学会, 2008-10-01
- 著者名:
- 掲載情報:
- 砥粒加工学会誌 = Journal of the Japan Society of Grinding Engineers
- ISSN:
- 0914-2703
- 巻:
- 52
- 通号:
- 10
- 開始ページ:
- 595
- 終了ページ:
- 600
- バージョン:
- publisher
- 概要:
- 金沢大学理工研究域 機械工学系<br />Nd:YAGレーザを用いた歯科治療では,出射したレーザ光は石英光ファイバを用いて口腔内部に伝送され,レーザ光をレンズで集光させることなく患部に照射して治療が行われる.これまで,治療部位に対してレーザ光の吸収を効果的に行う手法として,伝送用光ファイバの先端を酸化チタン乳液から製作したペレットで加工する手法を提案し,加工ファイバ先端におけるエネルギ分配割合を求めてきた.本研究では,酸化チタン粉末に加えて,ジルコニア粉末,二酸化 … ケイ素粉末,二酸化マンガン粉末を用いて伝送用光ファイバ先端の加工実験を行い,加工ファイバ先端から出射される直進レーザ光の割合を求め,各粉末が石英ファイバ先端の加工特性に与える影響について調べた.その結果,ファイバ先端の加工性は,ペレットに含有された粉末濃度が高いほど,また,加工するレーザエネルギが大きいほど優れていることが明らかとなった.また,ファイバ先端の加工条件を同一とした場合,二酸化チタン粉末含有ペレットが最も加工性に優れ,ジルコニア粉末,二酸化マンガン粉末の順に加工性が悪くなり,二酸化ケイ素粉末ではファイバ先端がほとんど加工されないことがわかった. 続きを見る
- URL:
- http://hdl.handle.net/2297/12036
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