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粘液産生からみた肝内結石
- フォーマット:
- 論文
- 責任表示:
- 池田, 博子 ; 全, 陽 ; 佐々木, 素子 ; 中沼, 安二
- 言語:
- 日本語
- 出版情報:
- 医学図書出版, 2003-11-01
- 著者名:
- 掲載情報:
- 胆と膵 = The Biliary tract & pancreas
- ISSN:
- 0388-9408
- 巻:
- 24
- 通号:
- 11
- 開始ページ:
- 745
- 終了ページ:
- 751
- バージョン:
- publisher
- 概要:
- 肝内結石症の成因に関して, 肝内胆管上皮からの粘液(ムチン)の過分泌は結石形成の重要な因子であると考えられている. 病理組織学的には肝内結石症の慢性増殖性胆管炎において, 粘液腺の増生と肝内胆管上皮からの粘液の過分泌がみられ, 結石はビリルビン色素層と粘液層が年輪状に混在する. 肝内結石症ではムチンコア蛋白(MUC)の発現パターンに特徴があり, MUC2(大腸型ムチン)およびMUC5AC, MUC6(胃型ムチン)の発現が亢進する. 従来より, 細菌感染と胆汁うっ滞は肝内結石形 … 成の重要な因子であるとされているが, これらと胆管上皮細胞における粘液産生の関与が示唆されている. In vitroでは, 胆道系上皮細胞においてリポポリサッカライドがムチン, さらにゲル形成能を有するMUC2, MUC5ACの発現を誘導すると報告されており, その発現分子機構として, TNF-αの産生およびプロテインキナーゼCの活性化やアラキドン酸代謝の活性化が考えられる. 続きを見る
- URL:
- http://hdl.handle.net/2297/40427
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