※一部利用できない機能があります
モルモットのアレルギー性気道反応におけるプロスタグランジンD2の役割
- フォーマット:
- 論文
- 責任表示:
- 吉見, 雄三
- 言語:
- 日本語
- 出版情報:
- 2003-06-01
- 著者名:
- 吉見, 雄三
- 掲載情報:
- 金沢大学十全医学会雑誌
- ISSN:
- 0022-7226
- 巻:
- 112
- 通号:
- 2・3
- 開始ページ:
- 94
- 終了ページ:
- 102
- 概要:
- 金沢大学大学院医学系研究科がん医科学専攻細胞移植学<br />アレルギー性気道反応におけるプロスタグランジンD2(PGD2)の役割を解明するために,PGD2受容体拮抗薬の影響を検討した.能動感作したモルモットに抗原を吸入させると,即時型気道収縮と24時間後のカプサイシン咳感受性亢進,メサコリン気道過敏性亢進,および気管支肺胞洗浄液中の好酸球増多がみられた.咳感受性測定,気道過敏性測定のそれぞれ1時間前にPGD2感受性拮抗薬compound20・Na塩を腹腔内投与す … ると,カプサイシン咳感受性亢進と気管支肺胞洗浄液中の好酸球増多は影響を受けなかったが,メサコリン気道過敏性亢進は有意に抑制された.compound20・Na塩はDP受容体に対する選択的拮抗薬であり,アレルギー反応による気道過敏性の亢進にDP受容体を介してPGD2が関与することが示された.しかし,アレルギー反応による気道への好酸球浸潤や咳感受性亢進に,DP受容体の関与は明らかではなかった<br />原著論文 続きを見る
- URL:
- http://hdl.handle.net/2297/4508
類似資料:
金沢大学 |
|
金沢大学十全医学会 | |
金沢大学十全医学会 |
金沢大学十全医学会 |
金沢大学がん進展制御研究所 |