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静脈性嗅覚誘起電位に嗅覚と体性感覚が及ぼす影響に関する研究
- フォーマット:
- 論文
- 責任表示:
- 畑中, 幸子
- 言語:
- 日本語
- 出版情報:
- 2003-02-01
- 著者名:
- 畑中, 幸子
- 掲載情報:
- 金沢大学十全医学会雑誌
- ISSN:
- 0022-7226
- 巻:
- 112
- 通号:
- 1
- 開始ページ:
- 11
- 終了ページ:
- 18
- 概要:
- 金沢大学大学院医学系研究科脳医科学専攻感覚運動病態学<br />様々な嗅覚レベルを有する176例の被験者に対し,アリナミン注入前後の誘起電位振幅を比較し,増大率(IR)を評価した.嗅感のある群ならびに疼痛を感じた群でIRは有意に上昇した.更に嗅感,血管痛有無のパターンにより4群に分けて検討したところ自覚的に嗅感,血管痛共にない群(A)では刺激後に静脈性嗅覚誘起電位(IVOP)は増加せず,嘆感或いは血管痛のいずれかが認められた群(B,C)では刺激後IVOPの軽度な上 … 昇を認め,両者とも自覚のあった群(D)ではIVOPは著明に増加し,IRは2以上の高値を示した.又,4群間ではB群C群間を除いていずれも有意差が認められた.IVOPの発生には嗅感が深く関与しているが,アリナミンによる血管痛も影響していると考えられた.現段階では,血管痛のない症例に対しIVOPは有効と考えられた<br />原著論文/比較研究 続きを見る
- URL:
- http://hdl.handle.net/2297/4517
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