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ヒト十二指腸パネート細胞における膵蛋白分解酵素の免疫組織化学的発現 とくに膵の形態および組織像との関連性について

フォーマット:
論文
責任表示:
吉光, 裕
言語:
日本語
出版情報:
金沢大学十全医学会, 1995-08-01
著者名:
吉光, 裕  
掲載情報:
金沢大学十全医学会雑誌
ISSN:
0022-7226  CiNii Research  Webcat Plus  JAIRO
巻:
104
通号:
4
開始ページ:
410
終了ページ:
417
バージョン:
publisher
概要:
金沢大学 医 第2外科<br />1)パネート細胞の細胞質顆粒にトリプシンの発現をみとめた.その発現は多様であった. 2)パネート細胞にキモトリプシンの発現はみなかった. 3)主膵管閉塞では非閉塞群に比して,十二指腸1陰窩あたりの平均パネート細胞数は有意に増加していた.パネート細胞におけるトリプシン陽性率も有意に高率であった. 4)十二指腸1陰窩あたりの平均パネート細胞数と膵腺房細胞残存率との間には有意な負の相関がみられた.パネート細胞におけるトリプシン陽性率と膵 腺房細胞残存率との間に有意な負の相関がみられた. 5)PFD異常値群ではPFD正常値群に比し,十二指腸1陰窩あたりの平均パネート細胞数は有意に増加していた.以上の結果より,十二指腸パネート細胞は膵外分泌機能の低下に際して,その数が増加し,トリプシン陽性物質が増加することにより,消化管内での消化機能,特に蛋白消化の代償に関与していると考えられた 続きを見る
URL:
http://hdl.handle.net/2297/9145
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