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急性期炎症蛋白産生調節におけるインターロイキン1リセプターアンタゴニストの役割に関する研究

フォーマット:
論文
責任表示:
本荘, 茂
言語:
日本語
出版情報:
金沢大学十全医学会, 1995-08-01
著者名:
本荘, 茂  
掲載情報:
金沢大学十全医学会雑誌
ISSN:
0022-7226  CiNii Research  Webcat Plus  JAIRO
巻:
104
通号:
4
開始ページ:
492
終了ページ:
504
バージョン:
publisher
概要:
金沢大学 医 整形外科<br />1)マウスのテレピン油刺激により急性期炎症蛋白の一つであるハプトグロビンが誘導,産生された.それに先駆けてIL-1αとIL-6の産生が認められ,これらにより急性期炎症蛋白が誘導されることが明らかとなった.遅れてIL-1raの産生も認められ,急性炎症の進展に影響を与えていると考えられた.以上から急性炎症における炎症性サイトカインと急性期炎症蛋白との関わり,及びIL-1raによる炎症の制御が示唆された. 2)大腸菌から遺伝 子組み換え型IL-1raが発現,精製された.マイトゲン刺激胸腺細胞を用いたIL-1測定法において遺伝子組み換え型IL-1raはIL-1のもつ生物学的活性を抑制したが,マウスにおいてテレピン油によるハプトグロビンの産生は抑制しなかった.すなわちIL-1のみをブロックしてもハプトグロビンの産生は抑制されず,IL-6など他の介在物質の関与が示唆された 続きを見る
URL:
http://hdl.handle.net/2297/9152
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八尾, 直志

金沢大学十全医学会