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食餌性脂肪と残胃発癌 ラット残胃発癌モデルでの研究

フォーマット:
論文
責任表示:
木南, 伸一
言語:
日本語
出版情報:
金沢大学十全医学会, 1996-04-01
著者名:
木南, 伸一  
掲載情報:
金沢大学十全医学会雑誌
ISSN:
0022-7226  CiNii Research  Webcat Plus  JAIRO
巻:
105
通号:
2
開始ページ:
203
終了ページ:
214
バージョン:
publisher
概要:
金沢大学 医 第2外科<br />ラットの腺胃幽門側2/3を切除し,Billroth II法で再建し,発癌剤を投与せずに50週間観察するモデルにおいて,低脂肪食(脂肪含有量0.5%)を与えるLF群と,高脂肪食(脂肪15%)を与えるHF群を作製し,脂肪摂取量の多寡が,残胃癌の発生と進展に及ぼす影響を,実験的に検討した. 1)発癌率は,LF群14.8%, HF群41.4%で,LF群で有意に低率となった.組織型はmuc或いはtub,深達度は全てmp以深で,LF群では,浸 潤はssまでに留まっているのに対し,HF群では,seが3例,siが2例認められ,HF群でより深部へと浸達していた. 2)腺腫の発生率は,LF群14.8%, HF群37.9%で,LF群で有意に少なかった.GCPは,LF群の74.1%, HF群の93.1%に認められ,LF群に少ない傾向が認められた.以上より,脂肪摂取の多寡が残胃発癌に影響することが実験的に示された 続きを見る
URL:
http://hdl.handle.net/2297/9197
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木南, 伸一, Kinami, Shinichi

金沢大学

Seto, Hikaru, Kageyama, Masanari, Maeda, Masatoshi, Toyoshima, Shinichiro, Tomizawa, Gakuto

加藤, 洋, 清水, 正司, 清水, 圭介, 渡邊, 直人, 瀬戸, 光