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骨格筋におけるプロトオンコジーン及び筋特異的遺伝子の発現に対するカルシトニン遺伝子関連ペプチドの修飾に関する研究

フォーマット:
論文
責任表示:
安川, 善博
言語:
日本語
出版情報:
金沢大学十全医学会, 1996-06-01
著者名:
安川, 善博  
掲載情報:
金沢大学十全医学会雑誌
ISSN:
0022-7226  CiNii Research  Webcat Plus  JAIRO
巻:
105
通号:
3
開始ページ:
400
終了ページ:
405
バージョン:
publisher
概要:
金沢大学 医 神経内科<br />1)培養ラット骨格筋細胞には,erbA, src, raf, sis, fos, myc,H-ras, K-rasと今回検討したものだけでも8種類のプロトオンコジーンが発現しており,これらは筋細胞の増殖分裂,分化,機能維持に関与している可能性が考えられた. 2)プロトオンコジーンの中でK-rasのみがCGRP添加の影響を受けその発現量は約2倍に増強していた.CGRP添加後の経時的変化は,AChR α-サブユニットのそれ と類似しており,両者の発現が共通の機序により調節されている可能性が示唆された. 3)上記以外の筋特異的遺伝子,即ちミオジェニン,MLCl, MHC, cDMD4-5aは発現が確認されたが,CGRPの修飾は認められなかった. 4)CGRPを添加する時期は,殆どの培養筋芽細胞が筋管細胞へと分化している頃であることから,CGRPが生体の分化した筋細胞の維持に栄養因子として働いている可能性が考えられた 続きを見る
URL:
http://hdl.handle.net/2297/9216
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稲岡, Pleiades 千春, Inaoka, Pleiadestiharu

金沢大学医薬保健研究域保健学系

鈴木, 信雄, 鈴木, 徹, 黒川, 忠英

金沢大学理学部附属能登臨海実験所 = Noto Marine Laboratory, Faculty of Science, University of Kanazawa