※一部利用できない機能があります
胃癌腹膜播種形成過程におけるインテグリンの役割
- フォーマット:
- 論文
- 責任表示:
- 八尾, 直志
- 言語:
- 日本語
- 出版情報:
- 金沢大学十全医学会, 1996-12-01
- 著者名:
- 八尾, 直志
- 掲載情報:
- 金沢大学十全医学会雑誌
- ISSN:
- 0022-7226
- 巻:
- 105
- 通号:
- 6
- 開始ページ:
- 745
- 終了ページ:
- 754
- バージョン:
- publisher
- 概要:
- 金沢大学 医 第2外科<br />ヒト大網と高度腹膜転移を起こす,ヒト胃低分化腺癌細胞株を用いた. 1)癌細胞と共に培養された大網の中皮は,時間の経過と共に半球状に収縮し,互いに離れ,脱落し,次第に中皮細胞下の基底膜が露出するようになった.癌細胞は中皮細胞上ではなく,選択的に露出した基底膜上に,長い義足様の突起を出して接着していた 2)腹腔内継代前の癌細胞に比べて,高度腹膜転移株では有意に多く大網に接着し,抗インテグリン・サブユニットβ1抗体により,癌細 … 胞の大網への接着は有意に阻害された. 3)腹腔内で継代する前に比較して4代,12代と継代が進むにしたがい,インテグリン・サブユニットα2,α3のの発現量が増加した.腹膜播種の最初の段階で最も重要な役割を有するVLA-2,VLA-3を発現する癌細胞が,腹腔内継代により選択され,より強い腹膜播種能を有する高度腹膜転移株となると推察された 続きを見る
- URL:
- http://hdl.handle.net/2297/9249
類似資料:
金沢大学十全医学会 |
金沢大学十全医学会 |
金沢大学十全医学会 | |
金沢大学十全医学会 | |
金沢大学十全医学会 |
|
金沢大学十全医学会 | |
へるす出版 |