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肝内胆管系でのインターロイキン6の発現とその病理学的意義 ヒト肝組織及び培養胆管上皮細胞を用いた検討
- フォーマット:
- 論文
- 責任表示:
- 菅原, 浩之
- 言語:
- 日本語
- 出版情報:
- 金沢大学十全医学会, 1996-12-01
- 著者名:
- 菅原, 浩之
- 掲載情報:
- 金沢大学十全医学会雑誌
- ISSN:
- 0022-7226
- 巻:
- 105
- 通号:
- 6
- 開始ページ:
- 819
- 終了ページ:
- 833
- バージョン:
- publisher
- 概要:
- 金沢大学 医 第2病理<br />1)正常肝の肝内胆管上皮で軽度ではあるがIL-6の発現が見られた. 2)PBCやEBOでの障害胆管上皮で,IL-6の発現が亢進しておりIL-6 mRNAシグナルもみられ,更に,IL-6レセプターの発現もみられた. 3)ヒト胆管細胞癌の癌細胞でIL-6の発現が見られ,分化度の高いものでは,発現が強くまた広汎に発現し,分化度の低下と共にIL-6の発現の分布と強度が低下した. 4)IL-6陽性癌細胞では同陰性癌細胞より増殖活性は低く,I … L-6発現は胆管細胞癌細胞増殖とは逆の関連性を示すことが示された. 5)肝内結石を合併した胆管細胞癌では,IL-6は胆管上皮ディスプラジアに発現し,胆管細胞癌の発生初期に関連する因子の1つと考えられた. 6)初代ヒト正常肝内胆管培養細胞と胆管細胞癌培養細胞でIL-6,IL-6レセプター,IL-6mRNAの発現を認めた.特に,胆管細胞癌で発現が著しく亢進していた 続きを見る
- URL:
- http://hdl.handle.net/2297/9256
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