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1.
論文 |
谷口, 充 ; 油野, 民雄 ; 宮崎, 吉春 ; 井上, 寿 ; 塩崎, 潤
概要:
金沢大学 核医<br />原著論文/症例報告
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2.
論文 |
高山, 輝彦 ; 絹谷, 啓子 ; 辻, 志郎 ; 利波, 紀久 ; 紺谷, 悌二 ; 亀山, 富明
概要:
金沢大学 医 保健<br />経験した2例はいずれも10歳以下の9歳男,3歳男.骨シンチグラフィは現在,全核医学検査の約1/4を占める最も件数の多い検査であるが,原発性骨腫瘍の質的診断に関して有用性は高くない.むしろ,201Tl, 99mT
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c-MIBIなどのシンチグラフィの方が,腫瘍の悪性・良性の鑑別,治療効果の判定,抗癌剤の多剤耐性の予測など,有用性が高いといえる<br />原著論文/症例報告
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3.
論文 |
室野, 重之
概要:
金沢大学 医 耳鼻科<br />上咽頭癌症例の原発巣56例,頸部転移リンパ節18例において,免疫組織化学的にEBV遺伝子産物,p53蛋白,bcl-2蛋白の検出を行い,PCR法によりEBV-DNAの検出を行った. 1)EBERs陽性例は,56
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例中46例に認めた.組織別にはWHO分類の2型(分化型非角化癌)では32例中30例,3型(未分化癌)では17例中16例に陽性であったが,1型(扁平上皮癌)では5例全てが陰性であった. 2)EBV-DNAは,検討した42例中35例で検出された.EBERsと同様にWHO分類1型の3例では検出されなかった. 3)p53蛋白陽性例は56例中31例に認めたがEBERsの発現と相関しており(p<0.05), p53蛋白の発現におけるEBVの関与が示唆された. 4)bcl-2蛋白陽性例は56例中50例に認めたが,bcl-2蛋白の発現はEBERsの発現及びLMP1との発現と相関がなく,EBV感染に依存するものではない
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4.
論文 |
小川, 心一 ; 清水, 正司 ; 蔭山, 昌成 ; 富澤, 岳人 ; 瀬戸, 光
概要:
富山医科薬科大学 医学部 放射線科<br />症例1は76歳男.前立腺癌の骨転移精査目的にて骨シンチグラフィを施行したところ,左側上肢前腕部の骨全体に限局した高度な集積増加を認めた.症例2は72歳女.腎機能検査目的にて腎シンチグラフィを施行
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したところ,両側の腎臓に集積には明らかな異常所見は認められず,左上肢の前腕部全体に集積増加が認められた.これらの2例は共に左上肢前腕部に限局した原疾患を認めていない.原因は不明であるが,核種を動注した可能性があり,核種が前腕の動脈の毛細血管に閉塞したために前腕部に集積像が認められたものと考えられた<br />原著論文/症例報告
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5.
論文 |
和田, 泰三
概要:
金沢大学 医 小児科<br />1)家系1-症例1(8ヵ月女児),2(2歳9ヵ月男児,症例1の兄)では母由来の変異対立遺伝子において点突然変異があり,このため変異対立遺伝子由来のmRNAではエキソン7と8の間にGCAGの4塩基の挿入が認めら
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れた.変異由来のFasレセプターは細胞内部分がなく異常な3量体を形成するため,ドミナントネガティブ効果により細胞死に至るシグナルが伝達されないと考えた. 2)家系2-症例3(1歳女児)ではイントロン3に点突然変異があるためエキソン4のスキップが認められた.両親がいとこ婚で変異対立遺伝子のホモ接合体となっていたためFasレセプターそのものの発現が全く欠如し細胞死に至るシグナルが伝達されないと考えた. 5)患児ではT細胞のFas誘導性アポトーシスが欠如しているほかAICDも減弱しているため,自己反応性T細胞が排除されず,自己寛容が破綻し様々な自己免疫状態が生じているものと考えた
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6.
論文 |
作田, 和茂
概要:
金沢大学 医 脳神経外科<br />1)脈絡叢,くも膜組織,及び髄膜腫の全例において,PGDSのmRNAと蛋白の発現がみられた. 2)脈絡叢では上皮に分泌顆粒様にPGDSの発現がみられ,くも膜ではくも膜上皮(barrier cell lay
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er)に発現がみられた.したがって,これらの組織から脳脊髄液中にPGDSが産生分泌されていることが推定された. 3)髄膜腫では合胞体型と移行型ではPGDSの強い発現が認められたが,線維型ではその発現は少なかった. 4)髄膜腫では,特に合胞体型と移行型において,渦状紋と砂粒体の周囲の腫瘍細胞にPGDSの発現が強く,砂粒体の形成におけるPGDSの関与が推定された
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7.
論文 |
岩崎, テル子 ; 澤, 俊二 ; 生田, 宗博 ; 二木, 淑子 ; 鴻, 真一郎
概要:
金沢大学 医 保健<br />対象は脳卒中後片麻痺患者34名(男27,女6)で右麻痺16名,左麻痺17名,年齢65±7.5(55-75)歳.立体覚との相関を立体覚正常群と脱失群の2グループで比較すると,最も強い相関があったのは静的局在覚で正
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常群100%(脱失群91.7%),次ぎに動的2点識別覚95.2%(同91.7%),静的2点識別覚90.5%(同91.7%),運動覚90.5%(同91.7%)と続く.動的局在覚は立体覚正常群で95.2%と高いものの脱失群では75.0%で相関なしとみなされる.この理由は明確ではないものの局在覚を立体覚の代替として使うことに疑念を残す.静的・動的2点識別覚,運動覚共代替可能であるが,この中で感度の良さ,検査の容易さ,患者への負担の少なさを勘案すると動的2点識別覚が最も推奨できる立体覚の代替検査であり,検査部位は操作機能における重要性からみて示指を選択することが勧められる<br />原著論文
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8.
論文 |
東, 光太郎 ; 関, 宏恭 ; 大口, 学 ; 興村, 哲郎 ; 山本, 達
概要:
金沢医科大学 放射線<br />原著論文/症例報告
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9.
論文 |
能登谷, 晶子 ; 伊藤, 真人 ; 古川, 仭
概要:
金沢大学 医 保健<br />先天聾と後天聾の各1例に6歳9ヵ月時と,3歳5ヵ月時にヌクレウス22人工内耳埋込み術を行った.術前2症例は手話や読話,文字言語を主として使用していたが,術後の聴覚受信や発話は良好であった.構音や発話のイントネー
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ションも改善した.後天聾例において,より音声受信が良好であった.音声言語に加えて,手話や文字言語を併用した言語訓練を受けていても,人工内耳後の音声受信の経過には影響を及ぼさないのではないかと示唆された<br />原著論文
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10.
論文 |
明, さおり
概要:
金沢大学医第3内科<br />髓膜腫の腫瘍化における酸化ストレスの役割を解明する為に,腫瘍抑制蛋白質マーリンとカルパインの相関についてU251MG細胞と髓膜腫細胞を用いて検索した.その結果,両細胞において酸化ストレスによるμ-カルパインの活
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性化とマーリンの分解を認めた.又,両者において酸化ストレス後にカルパインの内在性阻害蛋白質であるカルパスタチンの分解がみられ,Z-LLal処理により,マーリン及びカルパスタチンの分解抑制がみられた.又,蛍光免疫細胞化学染色により,正常マーリンと酸化ストレス後のμ-カルパインは共に形式膜で強く発現,ストレス後,マーリンは形質質から細胞質や核膜へ移動していた.これらのことから腫瘍発生の一因としてマーリンの過剰分解を推察した<br />原著論文
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