1.

論文

論文
谷口, 充 ; 油野, 民雄 ; 宮崎, 吉春 ; 井上, 寿 ; 塩崎, 潤
出版情報: 核医学画像診断.  4  pp.2-5,  1989-05-01. 
URL: http://hdl.handle.net/2297/4116
概要: 金沢大学 核医<br />原著論文/症例報告
2.

論文

論文
高山, 輝彦 ; 絹谷, 啓子 ; 辻, 志郎 ; 利波, 紀久 ; 紺谷, 悌二 ; 亀山, 富明
出版情報: 核医学画像診断.  11  pp.25-30,  1996-08-01. 
URL: http://hdl.handle.net/2297/4219
概要: 金沢大学 医 保健<br />経験した2例はいずれも10歳以下の9歳男,3歳男.骨シンチグラフィは現在,全核医学検査の約1/4を占める最も件数の多い検査であるが,原発性骨腫瘍の質的診断に関して有用性は高くない.むしろ,201Tl, 99mT c-MIBIなどのシンチグラフィの方が,腫瘍の悪性・良性の鑑別,治療効果の判定,抗癌剤の多剤耐性の予測など,有用性が高いといえる<br />原著論文/症例報告 続きを見る
3.

論文

論文
室野, 重之
出版情報: 金沢大学十全医学会雑誌.  105  pp.187-202,  1996-04-01.  金沢大学十全医学会
URL: http://hdl.handle.net/2297/9196
概要: 金沢大学 医 耳鼻科<br />上咽頭癌症例の原発巣56例,頸部転移リンパ節18例において,免疫組織化学的にEBV遺伝子産物,p53蛋白,bcl-2蛋白の検出を行い,PCR法によりEBV-DNAの検出を行った. 1)EBERs陽性例は,56 例中46例に認めた.組織別にはWHO分類の2型(分化型非角化癌)では32例中30例,3型(未分化癌)では17例中16例に陽性であったが,1型(扁平上皮癌)では5例全てが陰性であった. 2)EBV-DNAは,検討した42例中35例で検出された.EBERsと同様にWHO分類1型の3例では検出されなかった. 3)p53蛋白陽性例は56例中31例に認めたがEBERsの発現と相関しており(p<0.05), p53蛋白の発現におけるEBVの関与が示唆された. 4)bcl-2蛋白陽性例は56例中50例に認めたが,bcl-2蛋白の発現はEBERsの発現及びLMP1との発現と相関がなく,EBV感染に依存するものではない 続きを見る
4.

論文

論文
和田, 泰三
出版情報: 金沢大学十全医学会雑誌.  105  pp.776-787,  1996-12-01.  金沢大学十全医学会
URL: http://hdl.handle.net/2297/9252
概要: 金沢大学 医 小児科<br />1)家系1-症例1(8ヵ月女児),2(2歳9ヵ月男児,症例1の兄)では母由来の変異対立遺伝子において点突然変異があり,このため変異対立遺伝子由来のmRNAではエキソン7と8の間にGCAGの4塩基の挿入が認めら れた.変異由来のFasレセプターは細胞内部分がなく異常な3量体を形成するため,ドミナントネガティブ効果により細胞死に至るシグナルが伝達されないと考えた. 2)家系2-症例3(1歳女児)ではイントロン3に点突然変異があるためエキソン4のスキップが認められた.両親がいとこ婚で変異対立遺伝子のホモ接合体となっていたためFasレセプターそのものの発現が全く欠如し細胞死に至るシグナルが伝達されないと考えた. 5)患児ではT細胞のFas誘導性アポトーシスが欠如しているほかAICDも減弱しているため,自己反応性T細胞が排除されず,自己寛容が破綻し様々な自己免疫状態が生じているものと考えた 続きを見る
5.

論文

論文
作田, 和茂
出版情報: 金沢大学十全医学会雑誌.  105  pp.788-795,  1996-12-01.  金沢大学十全医学会
URL: http://hdl.handle.net/2297/9253
概要: 金沢大学 医 脳神経外科<br />1)脈絡叢,くも膜組織,及び髄膜腫の全例において,PGDSのmRNAと蛋白の発現がみられた. 2)脈絡叢では上皮に分泌顆粒様にPGDSの発現がみられ,くも膜ではくも膜上皮(barrier cell lay er)に発現がみられた.したがって,これらの組織から脳脊髄液中にPGDSが産生分泌されていることが推定された. 3)髄膜腫では合胞体型と移行型ではPGDSの強い発現が認められたが,線維型ではその発現は少なかった. 4)髄膜腫では,特に合胞体型と移行型において,渦状紋と砂粒体の周囲の腫瘍細胞にPGDSの発現が強く,砂粒体の形成におけるPGDSの関与が推定された 続きを見る
6.

論文

論文
東, 光太郎 ; 関, 宏恭 ; 大口, 学 ; 興村, 哲郎 ; 山本, 達
出版情報: 核医学画像診断.  3  pp.58-61,  1988-10-01. 
URL: http://hdl.handle.net/2297/4097
概要: 金沢医科大学 放射線<br />原著論文/症例報告
7.

論文

論文
高畠, 一郎
出版情報: 金沢大学十全医学会雑誌.  105  pp.406-419,  1996-06-01.  金沢大学十全医学会
URL: http://hdl.handle.net/2297/9217
概要: 金沢大学 医 第1外科<br />1)N2肺癌182例の縦隔リンパ節転移は,単一レベル転移77例,複数レベル転移は105例で,のべ345レベルの転移を認めた. 2)縦隔リンパ節SHの頻度は原発性非小細胞肺癌384例中1度,24例;2度,79 例;3度,196例;4度,85例であった.リンパ節転移陽性例でSHの反応が低下していた. 3)縦隔リンパ節FHの頻度は0度,55例;1度,60例;2度,105例;3度,164例であった.FHは男性,T因子,N因子高値,扁平上皮癌,リンパ管侵襲陽性例,静脈侵襲陽性例で高い反応を示していた. 4)SH高反応群の方が低反応群よりも有意に,N1-2全体,N1-2扁平上皮癌症例,全腺癌症例でFH低反応群の方が高反応群よりも有意に予後良好であった. 5)原発巣リンパ管侵襲は132例中65例で陰性,67例で陽性であり,T因子,N因子の高値と共に陽性例が増加していた 続きを見る
8.

論文

論文
山本, 靖彦
出版情報: 金沢大学十全医学会雑誌.  105  pp.162-169,  1996-02-01.  金沢大学十全医学会
URL: http://hdl.handle.net/2297/9193
概要: 金沢大学 医 第1内科<br />糖尿病状態で促進的に形成される後期糖化反応生成物(AGE)が培養膵癌細胞の増殖にどのように影響するかを検討した. 1)培養膵癌細胞Mia PaCa-2細胞の増殖はAGEの濃度に依存して促進された. 2)AG EはMia PaCa-2細胞のPDGF-B mRNAレベルを増大させ,抗ヒトPDGF-BB抗体はAGEによるMia PaCa-2細胞のDNA合成をほぼ完全に抑制した. 3)RAGE mRNAに対するアンチセンスオリゴヌクレオチド投与により,AGEのMia PaCa-2細胞のDNA合成促進及びPDGF-B遺伝子発現誘導効果はほぼ完全に抑制された.以上の結果より,AGEは培養膵癌細胞Mia PaCa-2細胞の増殖を誘導し,この増殖誘導にはPAGEを介するオートクリンPDGF-Bの産生亢進を介するものと結論された 続きを見る
9.

論文

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新井田, 要
出版情報: 金沢大学十全医学会雑誌.  105  pp.121-135,  1996-02-01.  金沢大学十全医学会
URL: http://hdl.handle.net/2297/9189
概要: 金沢大学 医 小児科<br />XLA2家系に対しBtk遺伝子異常の解析を行った. 1)家系1においてはBtk遺伝子の翻訳領域,一部のプロモーター領域を含む5'非翻訳領域,3'非翻訳領域,イントロン10内の調節領域のいずれにも変異は認められ なかった.しかし,CRT-PCRの結果Btk遺伝子の発現量は正常の1/8に低下しておりBtk遺伝子の転写に障害があるものと考えられた.この結果はBtk遺伝子の未知の調節領域の変異の可能性を示唆する. 2)家系2においてはエクソン16のスプライスドナーに1塩基置換があり,このため,mRNAのスプライス異常をきたし60bpの挿入が生じていた.この変異の為,エクソン16以降にフレームシフトを生じBtkタンパクの早期翻訳終結が生じた.CRT-PCRの結果Btk遺伝子の発現量は正常の1/32に低下していたが,これはスプライス異常をきたしたmRNAが不安定である為と解釈された 続きを見る
10.

論文

論文
Chen, Shao-Liang ; Xu, Lan-Wen ; Chen, Xue-fen ; Jin, Gang ; Wang, Ji-yao ; Liu, Hou-Yu ; Xu, Wei-gang ; Tonami, Norihisa
出版情報: 核医学画像診断.  11  pp.2-9,  1996-08-01. 
URL: http://hdl.handle.net/2297/4214
概要: 中華人民共和国<br />正常対照では肝画像は投与後5分以内に現れ,経時的により明瞭となったのに対し,他の臓器の画像は微かであった.門脈-体循環短絡随伴肝硬変例では肝画像はそう明らかに描出されないのに対し,他の臓器,特に心臓や脾の放射能は明 らかになった.心臓,肝,脾,及び右肺にROI(関心領域)を置き,その面積を正常化し,各正常化ROIの時間-放射能曲線を得た.心臓/肝比,心臓/心臓+肝比,及び心臓+脾+肺/心臓+脾+肺+肝比は正常対照及び急性・慢性肝炎例に比し肝硬変例では有意に高かった.これらの値はインドシアニングリーン試験成績,及び術中測定門脈圧値と良い相関を示した<br />原著論文 続きを見る