1.

論文

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郭, 文治
出版情報: 金沢大学十全医学会雑誌.  105  pp.496-505,  1996-08-01.  金沢大学十全医学会
URL: http://hdl.handle.net/2297/9226
概要: 金沢大学 医 第2内科<br />1)心臓カテーテル検査を受けた17,731例中56例(0.32%)に冠動脈起始異常症が認められた. 2)成人例においては,右冠動脈が左バルサルバ洞より起始するタイプの異常が78.6%と最も高頻度であった. 3)冠動脈起始異常症では冠動脈に器質的狭窄を有さなくても,運動負荷試験中に血圧の低下や心室頻拍の発生等の重篤な合併症を33例中5例に認めた.又,失神の既往を56例中8例に認め,うち1例で,失神の原因が心室頻拍であることが確認された. 4)冠動脈起始異常症では,大動脈弁閉鎖不全症の合併が56例中12例と高頻度に認められた. 5)冠動脈に器質的狭窄を有さない冠動脈起始異常症の長期予後は,外科治療なしでも比較的良好であると思われた 続きを見る
2.

論文

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寺崎, 修一
出版情報: 金沢大学十全医学会雑誌.  105  pp.333-349,  1996-04-01.  金沢大学十全医学会
URL: http://hdl.handle.net/2297/9209
概要: 金沢大学 医 第1内科<br />肝腺腫様過形成の細胞増殖活性,肝硬変剖検例におけるサーベイ,組織学的予後因子について臨床病理学的に検討した. 1)AgNOR染色とPCNA免疫染色を用いて増殖活性を検討したところ,AAHの増殖活性は,肝硬変 とHCCの中間であった.OAHの増殖活性は肝硬変と同等であった.AAH内部にみられたHCC巣の増殖活性はHCCと同等であった. 2)全肝硬変剖検例のうちAHは257例中55例に140結節みられ,AAHは15例に44結節,OAHは44例に98結節みられた.AAH 44結節のうち18結節はMF(+)AAHであった. 3)OAHの合併率はHCCの有無と関連はなかったが,AAHはHCCを合併した肝硬変に高率に合併しており,HCCを合併していない肝硬変にはみられなかった. 4)HCCへの進展と関連していたのは核密度の増加,脂肪化,小細胞性ディスプラジアであった.特に小細胞性ディスプラジアと脂肪化の両所見がみられた3結節は全てがHCCへ進展した 続きを見る
3.

論文

論文
絹谷, 清剛 ; 若林, 時夫 ; 高橋, 志郎 ; 東福, 要平 ; 利波, 紀久
出版情報: 核医学画像診断.  12  pp.10-13,  1997-09-01. 
URL: http://hdl.handle.net/2297/4223
概要: 金沢大学 医 核医<br />原著論文/症例報告