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原発性肺癌切除例における肺癌細胞の腫瘍内多様性に関する研究 増殖細胞核抗原と核DNA量の二重染色による同時定量的解析

フォーマット:
論文
責任表示:
森田, 克哉
言語:
日本語
出版情報:
金沢大学十全医学会, 1995-10-01
著者名:
森田, 克哉  
掲載情報:
金沢大学十全医学会雑誌
ISSN:
0022-7226  CiNii Research  Webcat Plus  JAIRO
巻:
104
通号:
5
開始ページ:
600
終了ページ:
610
バージョン:
publisher
概要:
金沢大学 医 第1外科<br />原発性肺癌症例96例を対象にフローサイトメトリー法を用いて腫瘍細胞のPCNALI及び核DNA量を同時定量的に測定した. 1)96症例に対し1症例につき平均3.4個のサンプルが採取,測定可能であった. 2)PCNALIは免疫組織化学染色から算出したものと,フローサイトメーターから算出したものものとはよく相関したが,フローサイトメーターから算出したものがより正確であった. 3)異数倍体細胞群のPCNALI(40.4±22 .7%)は二倍体細胞群のPCNALI(15.9±11.2%)に比べ有意に高かった. 4)腺癌では全細胞数内異数倍体細胞数占有率が高くなるにつれて,測定サンプルのPCNALIが高くなる傾向を認めた. 5)扁平上皮癌では腫瘍径とPCNALIとは正の相関を認めた. 6)PCNALI高値のもので予後不良であった 続きを見る
URL:
http://hdl.handle.net/2297/9162
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