1.

論文

論文
SAKAGAMI, Ruriko
出版情報: 言語文化論叢 = Studies of Language and Culture.  21  pp.1-24,  2017-03-30.  金沢大学国際基幹教育院外国語教育系 = Faculty of foreign language studies institute of liberal arts and sciences Kanazawa University
URL: http://hdl.handle.net/2297/47038
概要: 大学でフランス語学習を開始する学生は,同族言語である英語の運用能力 について一定レベルに達していることが前提にあるため,フランス語の構造 解説において,教員はその前提知識を活用することにより効率的に学習を進 めようとすることがある.動詞時称 形の形態とその用法に関する分野をその 例に挙げることができる.フランス語の複合過去形の形態は,助動詞に関し て英語とは異なる点があるが,英語の現在完了形と同様の構造,すなわち「所 有」を意味する動詞と過去分詞の組み合わせで成り立ち,その用法にも共通 点は多い.しかしながら,フランス語の動詞時称形の全体像へと学習が進む につれ,学習者は英語には存在しない形態を知り,形態の構造の基本は同じ でも,その対応関係は複雑であることに気づく.特に初級段階の学習者は様々 な形態の記憶への早期定着が期待されるため,同様の形態の共通点や差異に ついて実例に基づく説明を受けることが少ない.そこで,フランス語の複合 過去形のそれぞれの用法が,英語の現在完了形のどの用法と最も共通してい るのか,あるいは,他のどのような動詞時称形に対応していることが多いの か,という実例の調査結果が学習の場において有益であろうことは容易に推 測できる.このような指針の基に,本稿は標準的なフランス語の複合過去形 が使用されている語りのテキストとその英語翻訳を対象として,両言語の対 照研究的調査によりフランス語の複合過去形の教授法の応用に貢献できるような手がかりを導き出すことを目的とするものである. 続きを見る
2.

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Sakagami, Ruriko
出版情報: 言語文化論叢 = Studies of Language and Culture.  pp.21-37,  2015-03-30.  金沢大学外国語教育研究センター = Foreign Language Institute Kanazawa University
URL: http://hdl.handle.net/2297/41295
概要: フランス語と英語は,共に印欧語族に属し,語彙的にも文法的にも共通点 を多く持つ言語同士である.動詞の時称形に関しても,活用語尾で形態が決 定されるものと助動詞と過去分詞との複合的な形態を持つものを保有するの で,この両言語において対応する見 かけ上の等価値形態を指摘することがで きる.そのような形態の一つとして,フランス語の現在分詞と英語の現在分 詞を挙げることができる.しかし、フランス語の現在分詞は、en という前置 詞と結合するとき、ジェロンディフと呼ばれる形態素を形成する.ところが, これに対応する英語の形態素は存在しない.このように,一方の言語には存 在しない形態素が,どのような形式で他方の言語に翻訳され得うるかを観察 し,分析・検討することは,その翻訳結果に現われる両言語の特徴や差異を 明らかにすることに貢献できるはずである.このような方針のもとに着手し たフランス語と英語との対照研究の一つとして,主に統辞的観点からの分析 を阪上(2012)で示した.本稿はその続編に該当し,統辞的観点と意味的観 点,とりわけ時・アスペクト的意味とに関わる表現手段について検討してい くことを目的とする. 続きを見る
3.

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IWATSU, Ko
出版情報: 言語文化論叢 = Studies of language and culture.  18  pp.137-153,  2014-03-31.  金沢大学外国語教育研究センター = Foreign Language Institute Kanazawa University
URL: http://hdl.handle.net/2297/37407
概要: 日本においてフランス文学史を教えることの意義は何か。日本語のフラン ス文学史の参考書は、大正の頃からほとんど一貫してフランスで出版された 文学史を踏襲している。しかし、既に広く指摘されているように、フランス においては、自国の文学史を教え、 学ぶことが、国民国家形成と密接な関係 をもっている。これに対し、日本の大学で、日本文化の形成にほとんど関連 をもたないフランスのような外国の文学史を教え、学ぶ場合には、内容はほ ぼ同一であっても、その意味づけが異なってくるはずである。 本稿では、近年の文学史研究の成果も踏まえつつ、実体験に基づく日本に おけるフランス文学史講義の実践上の問題点を挙げたうえで、それが単にフ ランスで行われている文学史の授業の日本語版にとどまらず、また安易な日 仏比較の場になることなく、思想や表現と現実との関係を読み解く契機にな るためには、どのように構想されるべきかを考察する。特定の歴史的条件の もとに成立した外国の文学史を学ぶことで、学生は文学の生成について理解 を深めることができる。単なる知識の伝達に終始するのではなく、文学史を 通じて文学の条件を教えることこそが、外国文学の教育にも求められている。 続きを見る
4.

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Sakagami, Ruriko
出版情報: 言語文化論叢 = Studies of language and culture.  17  pp.41-57,  2013-03-31.  金沢大学外国語教育研究センター = Foreign Language Institute Kanazawa University
URL: http://hdl.handle.net/2297/36388
5.

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Antier, Emmanuel
出版情報: 言語文化論叢 = Studies of language and culture.  16  pp.1-18,  2012-03-31.  金沢大学外国語教育研究センター = Foreign Language Institute Kanazawa University
URL: http://hdl.handle.net/2297/30516
概要: Sourisseau (2003) によると、外国人との接触に慣れていない日本人の学生の中には、語学の授業でネイティブ教師に対して不安を感じる者もいるという。 そこで、本研究では、ネイティブ教師が学習者の不安に対してどのような倫理ストラテジ ーを実践しているのかという点に着目し、日本で教えるフランス語ネイティブ教師へのインタビューデータを分析した。その結果、ネイティブ教 師の行動は、「関係の倫理」(Gohier 2009)に根差していることがわかった。また、この「関係の倫理」の実践は、教師が学生との間に信頼関係を作り出すことができるかどうかという問題に関わっており、信頼関係を築くためのストラ テジーとして、教師は学習者の母語(日本語)や文化を用いる場合があるということが分かった。この結果は、特に日本の言語文化教育で依然として主流となっている(特に語学学校などで)、ネイティブ教師なら目標言語のみを話す べきである、あるいは目標言語さえ話せればよいという考えの危険性を示唆し、倫理的ストラテジーとしてのネイティブ教師の多言語使用を擁護するものであると言える。 続きを見る
6.

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Sakagami, Ruriko
出版情報: 言語文化論叢 = Studies of language and culture.  16  pp.39-61,  2012-03-31.  金沢大学外国語教育研究センター = Foreign Language Institute Kanazawa University
URL: http://hdl.handle.net/2297/30518
概要: 阪上(2009),(2010),(2011)では,日本語の認知的多義動詞「思う」を含 む発話とそのフランス語翻訳とを比較検討することにより,日本語およびフラ ンス語の動詞に現れる認知的意味を分析する試みを示した.本稿は,その流れ の延長にあ る研究である. 思考や認識を意味する日本語の多義的動詞は多いが,本稿では「わかる」を 分析対象とする.「思う」については,日本語の辞書記述を確認するだけでも その意味の豊富さが見て取れるので,「思う」の場合は,日本語の特定のコー パスにおいて認識できる用法の分析から始め,個々の用法がどのようなフラン ス語翻訳表現で表されているかを分析して行った.「わかる」に関しては,辞 書記述などをみても「思う」ほど多義的とは言えないが,そのフランス語翻訳 を観察していると,一般の日本語辞書には記述されていない意味の用法がある のではないかと推測できることがある.そこで,今回は,日本語とフランス語 との個別分析は行わなず,最初から日本語原文発話とそのフランス語翻訳とを 比較・対照させながら分析をすすめ,出発の形態素「わかる」の多義性をより 正確に記述することを目指す.そして,翻訳を利用した二言語対照研究の今後 の進展に有益な指針を模索していく. 続きを見る
7.

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阪上, るり子
出版情報: 言語文化論叢 = Studies of language and culture.  15  pp.27-52,  2011-03-31.  金沢大学外国語教育研究センター = Foreign Language Institute Kanazawa University
URL: http://hdl.handle.net/2297/28155
概要: 本稿は,阪上(2009),(2010)の続編にあたる.日本語の「思う」を出発 点とし,この動詞を含む発話とそのフランス語翻訳とを比較検討することに よって,動詞に現れる認知的意味を分析していく研究の一部である. 日本語動詞の中で,思考や認識 を意味する多義的動詞の代表とも言える「思 う」が登場する発話が分析対象である.この動詞の文脈における意味価値の 分析から始め,11 の価値を提案するに至った(2009).また,各価値を翻訳す るフランス語表現を分析することにより,日本語動詞「思う」に最も近いフ ランス語動詞を特定することができた(2010).これらは,コーパスにおける 実例の分析から明らかになったものである. 対照言語学的アプローチから認知的意味の動詞の多義性の分析を試みる場 合,人間の基本的な認知行為である思考表現の問題を扱う様々な研究方法が 参考になる.他言語への翻訳をその原著と共にコーパスとし,出発の形態素 が表す意味が,言語によって異なる形式,形態をとって表現されている例を 分析していくと,思考的認識と文法化現象との関連などが見えてくる.本稿 では,筆者による分析結果と関連研究における仮説や方法論との比較・検討 を試み,翻訳を利用した対照研究の今後の進展に有益な指針を確認する.<br />最終頁に[日本語版要旨]掲載. 続きを見る
8.

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阪上, るり子
出版情報: 言語文化論叢 = Studies of language and culture.  14  pp.95-119,  2010-03-31.  金沢大学外国語教育研究センター = Foreign Language Institute Kanazawa University
URL: http://hdl.handle.net/2297/24245
概要: 本稿は,阪上(2009)「認知動詞に関する日仏対照研究1」の続編である.日本語動詞の中でも,思考や認識を意味する多義的動詞の代表とも言える「思う」がフランス語にはどのような動詞によって翻訳され得るか,を調査することにより,二言語間において動 詞が及ぶ一定の思考的意味領域に関する対応関係を明らかにすることを目指す研究の一部である.前稿では,出発点の日本語動詞の「思う」の意味価値分析を中心に,それぞれの意味価値を翻訳するフランス語動詞の抽出結果までを示した.その調 査によって収集できた発話例から成るコーパスにおいて,原文と翻訳を対照させながら,思考的意味を共有する日本語とフランス語の言語表現を検討し,言語表現,とくに動詞表現に顕在化されている認知的意味領域に関する共通点および差異を明らかにするのが今回の分析の目的である.具体的分析対象を厳選するため,「思う」の意味価値のうちの7つを限定するに至った.それらの価値を顕在化している日本語発話と,そのフランス語翻訳とを,動詞表現に注目して分析を進めた.その結果,「思う」を翻訳するために使用される主要フランス語動詞を特定することができた.また,分析過程において新たに浮上してきた認知的意味を担う動詞の統辞的特徴に関する問題点は今後の研究課題である.<br />最終ページに和文要旨 続きを見る
9.

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阪上, るり子
出版情報: 言語文化論叢 = Studies of language and culture.  13  pp.1-22,  2009-03-01.  金沢大学外国語教育研究センター = Foreign Language Institute Kanazawa University
URL: http://hdl.handle.net/2297/17098
概要: 最終ページに和文要旨
10.

論文

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Sakagami, Ruriko
出版情報: 言語文化論叢.  12  pp.29-47,  2008-03-31.  金沢大学外国語教育センター
URL: http://hdl.handle.net/2297/9676
11.

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Sakagami, Ruriko
出版情報: 言語文化論叢.  10  pp.197-212,  2006-03-31.  金沢大学外国語教育研究センター
URL: http://hdl.handle.net/2297/3410
概要: 英語を学習した後にフランス語学習を始めるとき、英語の知識が効果的に援用される場合もあるが、英語にはないフランス語独自の表現に学習者がつまずく事も多い.そのような表現の一つとして、一般に不定代名詞と分類されるonをあげることができる.大学で実 施されているフランス語教育においても、従来の読み・書きに重点をおいたものではなく、実践能力の養成に対する要求から、昨今はコミュニカティヴ・アプローチと呼ばれるタイプの教材も増え、実際の会話例から学習を始めることも珍しくはなくなった.しかし、そのタイプの教材においても、この記号の用法について詳しく扱っているものは多くない.中級以上に進むにつれ、onに対する学習者の関心も高まってくる印象を受ける.この記号に対する学習者の理解を深めるための試みとして、現代作家の日本語小説とそのフランス語訳を教材とし、どのような日本語がフランス語のonに訳出可能であるかを調査するという作業を、文学部文学科仏語学仏文学コースの2、3、4年生を対象に、フランス語学入門の授業として行った.授業では小説の一部しか扱えなかったので、一作品全体の調査後の結果を材料に、この言語記号の習得方法、あるいは記号そのものの価値に関して考察していくことが本稿の目的である. 続きを見る
12.

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Matsuno, Midori
出版情報: 金沢大学教養部論集. 人文科学篇 = Studies in Humanities by the College of Liberal arts Kanazawa University.  28  pp.69-82,  1990-09-20.  金沢大学教養部 = The College of Liberal arts, Kanazawa University / 金沢大学 = Kanazawa University
URL: http://hdl.handle.net/2297/37681
13.

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粕谷, 雄一
出版情報: 金沢大学文学部論集. 言語・文学篇.  17  pp.93-109,  1997-03-01.  金沢大学文学部
URL: http://hdl.handle.net/2297/988
概要: 金沢大学文学部<br />THE FACULTY OF LETTERS, KANAZAWA UNIVERSITY
14.

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Miura, Kaname
出版情報: 哲学・人間学論叢 = Kanazawa Journal of Philosophy and Philosophical Anthropology.  pp.65-76,  2016-03-31.  金沢大学哲学・人間学研究会 = The Society for Study of Philosophy and Philosophical Anthropology, Kanazawa University
URL: http://hdl.handle.net/2297/44863
15.

論文

論文
三浦, 要
出版情報: 哲学・人間学論叢 = Kanazawa Journal of Philosophy and Philosophical Anthropology.  pp.69-84,  2015-03-31.  金沢大学哲学・人間学研究会 = The Society for Study of Philosophy and Philosophical Anthropology, Kanazawa University
URL: http://hdl.handle.net/2297/41335
16.

論文

論文
鹿島, 正裕
出版情報: 金沢法学 = Kanazawa law review.  32  pp.1-26,  1990-03-05.  金沢大学法学部 = The Faculty of Law, University of Kanazawa
URL: http://hdl.handle.net/2297/18205
17.

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Sakagami, Ruriko ; 阪上, るり子
出版情報: 言語文化論叢 = Studies of Language and Culture.  23  pp.1-22,  2019-03-30.  金沢大学国際基幹教育院外国語教育系 — Faculty of Foreign Language Studies, Institute of Liberal Arts and Science, Kanazawa University
URL: http://hdl.handle.net/2297/00053890
概要: Une compréhension suffisante des temps verbaux français a été toujours une source de difficultés pour les étudiants japonais, qui, ayant déjà acquis l'anglais, apprennent le français à la faculté. Les ressemblances morphologiques des deux langues apparentées embarrassent les apprenants pour bien reconnaître les différences et les similitudes. Pour faire émerger des pistes d'aide aux enseignants, nous avons essayé d'examiner d'une façon contrastive le passé composé français et le present perfect anglais. Le résultat est exposé dans l'article "Le passé composé français et le present perfect anglais -- autour de problèmes de traduction entre le français et l'anglais" (Sakagami : 2017) 1). Ce présent article fait suite à une recherche sur les temps verbaux des deux langues. Nous allons traiter cette fois-ci, le plus-que-parfait français et le past perfect anglais, pour éclaircir des relations de correspondance entre les deux langues en recourrant à la même méthode pour le passé composé et pour le present perfect. Le chapitre suivant présente une brève reprise du dernier travail et la procédure d'analyse pour cette présente étude. Le troisième chapitre est consacré aux analyses du morphème français en question. Le quatrième chapitre traite l'examen des valeurs sémantiques du past perfect anglais pour examiner les relations de correspondances avec le morphème français. 続きを見る
18.

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Hiraguchi, Toshio
出版情報: The science reports of the Kanazawa University=金沢大学理科報告.  8  pp.1-12,  1962-04-01.  the Faculty of Science Kanazawa University
URL: http://hdl.handle.net/2297/33823
19.

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KASUYA, Yuichi
出版情報: 金沢大学歴史言語文化学系論集. 言語・文学篇 = Studies and essays. Language and literature.  pp.1-15,  2019-03-29.  金沢大学歴史言語文化学系 — Faculty of Letters Kanazawa University
URL: http://hdl.handle.net/2297/00054287
20.

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三浦, 要 ; Miura, Kaname
出版情報: 哲学・人間学論叢 = Kanazawa Journal of Philosophy and Philosophical Anthropology.  pp.57-67,  2019-03-31.  金沢大学哲学・人間学研究会 — The Society for Study of Philosophy and Philosophical Anthropology, Kanazawa University
URL: http://hdl.handle.net/2297/00055183