1.

論文

論文
辻, 志郎 ; 道家, 久美子 ; 瀬戸, 陽 ; 久慈, 一英 ; 隅屋, 寿 ; 小野口, 昌久 ; 高山, 輝彦 ; 利波, 紀久
出版情報: 金沢大学つるま保健学会誌.  27  pp.39-45,  2003-12-01. 
URL: http://hdl.handle.net/2297/6061
概要: 金沢大学 医学部保健学科 放射線診療技術学<br />原著論文
2.

論文

論文
樋口, 隆弘 ; 滝, 淳一 ; 田川, 庄督 ; 吉田, 尚弘 ; 荒木, 勉 ; 土谷, 武嗣 ; 池田, 正寿 ; 名村, 正伸 ; 久慈, 一英 ; 中嶋, 憲一 ; 利波, 紀久
出版情報: 北陸循環器核医学研究会記録集.  39  pp.11-12,  2003-02-08.  北陸循環器核医学研究会 = Hokuriku Nuclear Medicine Circulation Conference
URL: http://hdl.handle.net/2297/25614
3.

論文

論文
久慈, 一英 ; Kuji, Ichiei
出版情報: 平成10(1998)年度 科学研究費補助金 奨励研究(A) 研究概要 = 1998 Research Project Summary.  1997 – 1998  pp.2p.-,  2016-04-21. 
URL: http://hdl.handle.net/2297/00060881
概要: 金沢大学附属病院<br />一側の黒質に定位的に6-OHDAを注入し、パーキンソン病モデルラットを作成した。運動機能的にパーキンソン病モデルラットの機能異常をアポモルフィン投与における回転運動にて評価し、さらに、線条体に頚部から摘出した自家 迷走神経節を移植した。ドパミン神経系破壊群、および移植群についてそれぞれ脳の連続切片を作成し、各オートラジオグラフィを行った。オートラジオグラフィには、定量的に解析した。本年度では、加えて、抗tyrosine hydroxylase抗体を用いてABC法に基づく免疫染色を上記オートラジオグラフィと同一切片に対して行い、比較検討した。また、脳血流分布をTc-99m-HMPAOによってオートラジオグラフィで調べた。[H-3]GBR12935を用いたドパミントランスポータへの結合は、破壊側基底核の結合が低下していた。アポモルフィンによる回転運動は、免疫染色の低下度と相関が認められたが、[H-3]GBR12935の低下度は、回転や免疫染色で低下のない群でも認められ、相関は低かった。これは、節前神経のtyrosine hydroxylaseの低下や機能低下が起こるよりも軽度の障害でも[H-3]GBR12935の低下として鋭敏にとらえられることを示している。[H-3]YM09151-2は、少しだが有意に破壊側で結合が増加しており、神経伝達物質の低下に伴うドパミンD2受容体のupregulation反応を示すものと考えられた。[H-3]SCH23390を用いたドパミンD1受容体の変化は両側ともほとんど有意なものではなく、ドパミンD2受容体の変化とは異なることがわかった。神経移植群と非移植群では上記の検討では明らかな差違はないようであった。脳血流分布は、基底核において左右差はなかった。結論として、移植による変化は明らかなもとはなかったが、ドパミントランスポータの低下が神経伝達物質合成酵素であるtyrosine hydroxylaseの低下やドパミン受容体の減少に伴うアポモルフィンによる回転運動がおこるよりも少ない傷害で起こっているという事実が確認された。<br />研究課題/領域番号:09770686, 研究期間(年度):1997 – 1998<br />出典:「パーキンソン病モデルラットの自家神経移植による神経機能回復の画像評価」研究成果報告書 課題番号09770686(KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所))(https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-09770686/)を加工して作成 続きを見る
4.

論文

論文
久慈, 一英 ; Kuji, Ichiei
出版情報: 平成16(2004)年度 科学研究費補助金 若手研究(B) 研究概要 = 2004 Research Project Summary.  2002 – 2004  pp.1p.-,  2016-04-21. 
URL: http://hdl.handle.net/2297/00061136
概要: 金沢大学附属病院<br />昨年度までに行われたパーキンソンモデルラットを用いて行われたドパミン神経系、血流の各オートラジオグラフィーデータを基にStatistic parametric mappingを用いた統計的画像解析を行った。コント ロール群(20例)のオートラジオグラフィー画像をAnalyzeフォーマットに変換してからノーマルテンプレートとマスク画像を作成し、さらに標準化した各脳画像を集積して正常データベースを作成した。脳血流については、刺入部位を除いて有意な脳血流低下部は認めなかった。これに対して、ドパミントランスポータ画像では正常画像に比較して有意な病変側基底核の低下を示した。しかし、D2ドパミン受容体では明らかな低下はなく、むしろやや病変側で高く示された。ステロイドは、神経変性を抑制すると予想されるのでパーキンソンモデルラットへ障害早期に投与することによって、ドパミン神経系、血流に抑制効果が認められるかどうかを検証してみた。脳血流の変化は有意な変化はなかった。ドパミントランスポータの低下には抑制傾向が見られたが、統計的には有意ではなかった。本研究にて、ラットにおけるドパミントランスポータ画像は動物行動学的に明かな異常が出る以前のパーキンソン病早期障害の検出に有効と考えられた。今後、ドパミン神経変性を遅らせる薬剤や神経機能回復をもたらす薬剤が開発されてきた場合に、ドパミントランスポータ画像で治療効果判定を客観的に行えると考えられた。次の、ステップとして、ヒトにおいてパーキンソン病を発症する以前の患者を早期発見する研究を試みたい。ヒトでは、いまだにドパミントランスポータ画像製剤は臨床で認可されていないので、まず心筋モノアミントランスポータの描出が可能なI-123-MIBGを用いて、パーキンソン病の早期発見が可能か否かを検討してみたい。<br />研究課題/領域番号:14770449, 研究期間(年度):2002 – 2004<br />出典:「障害早期パーキンソン病モデルラットにおけるドパミントランスポータ画像の病態意義」研究成果報告書 課題番号14770449(KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所))(https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-14770449/)を加工して作成 続きを見る