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インフルエンザウイルス粒子形成の分子機構

フォーマット:
論文
責任表示:
喬, 瑩
言語:
日本語
出版情報:
金沢大学十全医学会, 1995-02-01
著者名:
喬, 瑩  
掲載情報:
金沢大学十全医学会雑誌
ISSN:
0022-7226  CiNii Research  Webcat Plus  JAIRO
巻:
104
通号:
1
開始ページ:
64
終了ページ:
77
バージョン:
publisher
概要:
金沢大学 医 第1生化<br />インフルエンザウイルスの粒子形成過程について,前半の実験では核内で合成されたvRNPが粒子形成のために,細胞質へ輸送される機構について調べ,後半の実験は細胞膜でウイルス粒子形成が行われる過程でNA蛋白質のN末端部分の構造がどの様な役割をはたすかについて解析した. 1)M1蛋白質はvRNPの核から細胞質への輸送で機能し,それはvRNP-M1複合体を形成することによってなされることが示唆された. 2)ウイルスNA蛋白質のN末端の最初の 6アミノ酸(細胞質部位)と,これに続く6アミノ酸の配列(膜貫通部位)の2つの部位の構造は,感染性粒子形成に対して重要な働きをしていることが示された.しかし,これらの部位のアミノ酸配列そのものの厳密性が要求されるのではなく,二次構造以上の構造が重要なのであろう 続きを見る
URL:
http://hdl.handle.net/2297/9114
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