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図書

図書
栗田和明, 根本利通編著
出版情報: 東京 : 明石書店, 2015.4
シリーズ名: エリア・スタディーズ ; 58
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2.

図書

図書
栗田和明, 根本利通編著
出版情報: 東京 : 明石書店, 2006.7
シリーズ名: エリア・スタディーズ
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3.

図書

図書
伊谷純一郎著
出版情報: 東京 : 平凡社, 2008.11
シリーズ名: 伊谷純一郎著作集 / 伊谷純一郎著 ; 第4巻
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4.

論文

論文
辻村, 英之 ; Tsujimura, Hideyuki
出版情報: 平成12(2000)年度 科学研究費補助金 奨励研究(A) 研究概要 = 2000 Research Project Summary.  1999 – 2000  pp.2p.-,  2016-04-21. 
URL: http://hdl.handle.net/2297/00060731
概要: 金沢大学人間社会研究域経済学経営学系<br />タンザニア産コーヒー豆の生産者価格が低迷している国内の原因は、前年度に明らかにした通りであるが、さらに根本的な原因として、貿易価格の形成制度を挙げることができる。同豆の貿易価格は、ニューヨーク 先物期近価格(世界のアラビカ豆の平均価格)を基準とし、当該豆の品質や供給量、そして輸出入業者間の力関係に沿った割増・割引を行い設定される。この価格形成制度の下では、民間生産者価格も組合生産者価格も同様に、同先物価格に頭打ちされる。それが上限である限り、たとえ構造調整政策で買付競争を促し、民間業者間の競争が実現したとしても、大きな価格上昇には至らないのである。さらに同豆は、世界のアラビカ豆貿易量の0.9%のシェアに甘んじており、その供給量が先物価格や貿易価格に反映しない。つまり同豆の貿易価格の水準は、世界のアラビカ豆貿易量の30.8%を占めるブラジル、21.1%を占めるコロンビアの生産量によって決まるのである。それゆえタンザニア産コーヒー豆の生産者価格の引き上げのためには、上記の支配的経路とは別の、新しい流通経路・価格形成制度を創出する必要がある。既にその試み(オルタナティブ・トレード(もう1つの貿易・AT)、フェア・トレード(公正貿易))が、先進国NGOの主導で始まっており、日本においても、キリマンジャロ原住民協同組合連合会からオルター・トレード・ジャパン社が購入するAT経路が、確立されている。しかしながら、タンザニア産豆の総輸入数量に占めるATの割合は、96年0.58%、98年0.21%に過ぎず、現時点における生産者価格引き上げへの貢献は、ささいなものに過ぎない。今後のATの成功は、日本人消費者(特にATの顧客)が求め始めた無農薬有機栽培のコーヒー豆を、タンザニア小農民が生産できるか否かに依存している。<br />研究課題/領域番号:11760158, 研究期間 (年度):1999 – 2000<br />出典:「タンザニアにおけるコーヒー豆流通の国際化と農村協同組合への影響 」研究成果報告書 課題番号11760158(KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所)) ( https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-11760158/ )を加工して作成 続きを見る