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田中, 星羅 ; 笠間, 友加里 ; 金谷, 和樹 ; 田村, 美摘 ; 飛田, 隼希 ; 古田, 真帆 ; 杉橋, やよい
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実桐, 達也 ; 浅井, 有里佳 ; 河端, 菜緒実 ; 川村, 里美 ; 木下, 美奈 ; 塚原, なみ ; 寺西, 麻衣 ; 杉橋, やよい
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杉橋, やよい ; Sugihashi, Yayoi
概要:
金沢大学人間社会研究域経済学経営学系 / 専修大学<br />本研究は、ジェンダー統計研究の視角から、以下の3つの課題に取り組んだ。(1)男女間賃金格差の指標のあり方および主要な分析手法である要因分解手法の意義と限界を検討し、(2)性別賃金
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統計の国際比較性等の統計品質を吟味した上で男女間賃金格差の国際比較を、低賃金層のジェンダー分析も加味して、行い、日本を位置づけた。(3)日本とEUの賃金構造統計調査についてジェンダー視点から検討した。<br />This research project examines statistical methods of the gender pay gap from the viewpoint of gender statistics. (1) It reviews the better indicators to reflect the gender pay gap and examines both a virtue and inherent limitations of the statistical or econometric methods of the gender pay gap. (2) It undertakes international comparisons of the gender pay gap, with consideration of the low wage earners, after carefully examining of statistical quality of the wage surveys. (3) It examines wage surveys of Japan and EU from the viewpoint of gender statistics.<br />研究課題/領域番号:15K01913, 研究期間(年度):2015-04-01 - 2020-03-31<br />出典：「男女間賃金格差の国際比較研究: EUでの男女間賃金格差是正策と統計の改善を踏まえて」研究成果報告書 課題番号15K01913（KAKEN：科学研究費助成事業データベース（国立情報学研究所））（https://kaken.nii.ac.jp/report/KAKENHI-PROJECT-15K01913/15K01913seika/)を加工して作成
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論文 |
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杉橋, やよい ; Sugihashi, Yayoi
概要:
当初の目的に沿って、ジェンダー統計論の視覚を基礎に置きながら、一定程度進めることができた。(1)男女間賃金格差の検討では、要因分解手法の内在的限界を提示し、より正確な分析結果を導き出すことに貢献できた。(2)収入構造および夫妻の収入比率の日
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英比較では、日英のミクロデータを使い、先行研究の弱点・不足点を克服して、労働市場および世帯においてジェンダー平等が、日本よりイギリスで進んでいることを確認した。さらに低所得層における男女格差の分析を進めた。(3)男女の賃金/収入に関する政府統計の調査票や集計方法等の改善すべき点を明らかにした。<br />This project could satisfy the initial research objectives, to some degree, using the gender statistics.(1) An examination of gender wage differentials reveals inherent limitations in the Blinder-Oaxaca Decomposition Technique, which should contribute more accurate calculation of gender discrimination in the labour market.(2) An examination of income composition and ratio of income sharing between wife and husband shows that Britain was some steps ahead of Japan in gender equality in both labour markets and households, by using the individual data of Japan and Britain.(3) Some improvements need to be done in terms of questionnaire and multi-cross tabulation of government statistics on wages/income, for better gender analysis.
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論文 |
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杉橋, やよい ; Sugihashi, Yayoi
概要:
金沢大学人間社会研究域経済学経営学系<br />1.日本の共稼ぎ世帯の夫妻の収入分析。1994、1999、2004年の全国消費実態調査のミクロデータを用い、共稼ぎ雇用者世帯の夫妻の収入比率が、妻常勤型で64:36、妻パート型84:16である
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こと、妻常勤型共稼ぎ世帯の場合世帯年収600万円を境に妻の収入比率が高まることなどを確認した。10年間の変化を見ると、男女間の賃金格差の縮小が妻常勤型共稼ぎ世帯における妻の収入比率を増加させ、常勤の妻の増加が妻間と世帯間の収入の二極化を進め、日本で支配的な男性稼ぎ主型も、収入の高い共稼ぎ世帯では、崩壊する傾向が強まりつつあることを見出した。研究成果結果を用いて、3つの学会で発表をした(フェミニスト経済学日本フォーラム、The 56th Session of International Statistical Institute、第51回経済統計学会全国研究総会)。2.ジェンダー統計に関する研究。家計統計については、世帯主に関連するデータにジェンダー・ステレオタイプが潜んでいること(例えば、「共働き世帯」は「世帯主が夫」に限定され、世帯主が妻である共働き世帯は少ないとはいえ集計から除かれている)、改善すべき点として全国消費実態調査の妻の職業・雇用形態別共稼ぎ世帯の表の変数の組み換えを、見出した。改善されれば、この分野において使いやすい統計表となるだろう。今後改善案として発信していく。また、中国のジェンダー統計研究グループとの交流をもった(4月に中国全国婦女連研究所主催の性別統計研修会(Workshop on Gender Statistics)に参加)。<br />研究課題/領域番号:17710207, 研究期間(年度):2005 – 2007<br />出典：「ジェンダー統計視点による男女間所得格差の国際比較研究-『男性稼ぎ主』型を考える-」研究成果報告書 課題番号17710207（KAKEN：科学研究費助成事業データベース（国立情報学研究所））（https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-17710207/)を加工して作成
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図書 |
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国立女性教育会館, 伊藤陽一, 杉橋やよい編集
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