1.

論文

論文
佐々木, 素子 ; 宮腰, 菜沙美 ; 佐藤, 保則 ; 中沼, 安二
出版情報: 消化器と免疫 = Digestive organ and immunology.  48  pp.135-139,  2011-01-01.  日本消化器免疫学会 / マイライフ社
URL: http://hdl.handle.net/2297/31522
2.

論文

論文
片柳, 和義 ; Katayanagi, Kazuyoshi
出版情報: 平成12(2000)年度 科学研究費補助金 奨励研究(A) 研究概要 = 2000 Research Project Summary.  1999 – 2000  pp.2p.-,  2016-04-21. 
URL: http://hdl.handle.net/2297/00060727
概要: 金沢大学医薬保健研究域医学系<br />Methylene dianiline(MDA)を用いた原発性胆汁性肝硬変の動物モデルの作製I.予備実験1.投与量の決定肝内外の胆道系上皮に障害を惹起するMDAの最小有効量を決定するために,種々の濃度 のMDAをマウス(BALB/c,雌,4週齢)に腹腔内投与し,検討した結果,至適投与量は20.0mg/kg(約0.4mg/mouse)であることが判明した.2.ヒトPDC-E2の合成及び精製米国カリフォルニア大学デービス校Gershwin教授より分与されたヒトPDC-E2のDNAを組み込んだ大腸菌を大量培養して,ヒトPDC-E2を発現させ,種々の操作により精製し,回収した.II.本実験予備実験で得られたMDA投与量をBAL/cマウスの(雌,4週齢)を用いて,一年間に渡る実験を遂行した.MDAは2カ月毎に腹腔内に投与し,また,ヒトPDC-E2の免疫は1カ月毎に施行した.コントロール群として,MDA不投与群,ヒトPDC-E2の代替としてウシ・アルブミンで免疫した群を設け,具体的には以下の4群に分けて実験を実施した.なお,各グループのマウスは2カ月毎に数匹ずつ犠死させ,臓器と血清を採取した.グループ1 MDA投与+ヒトPDC-E2免疫 グループ3 MDA不投与+ヒトPDC-E2免疫グループ2 MDA投与+ウシ・アルブミン免疫 グループ4 MDA不投与+ウシ・アルブミン免疫本実験を一年間に渡って遂行したが,ヒトPDC-E2を免疫したグループ群では血清学的にヒトPDC-E2に対する抗体が100%に頻度で産生されていることが示された.さらにマウスのPDC-E2に対する自己抗体も半数以上のマウスで出現することが判明した.ただし,肝臓の形態学的観察ではMDAの投与により一過性に胆管が障害されるものの,慢性胆管炎が遷延性に持続することはなかった.<br />研究課題/領域番号:11770089, 研究期間(年度):1999 – 2000<br />出典:「原発性胆汁性肝硬変の動物モデルの作製: Methylene dianilineのマウスへの長期投与の検討」研究成果報告書 課題番号11770089(KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所)) ( https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-11770089/ )を加工して作成 続きを見る
3.

論文

論文
辻, 宏和 ; Tsuji, Hirokazu
出版情報: 平成16(2004)年度 科学研究費補助金 若手研究(B) 研究概要 = 2004 Research Project Summary.  2003 – 2004  pp.1p.-,  2016-04-21. 
URL: http://hdl.handle.net/2297/00061114
概要: 金沢大学附属病院<br />我々のグループはヒトPBC肝組織にて、病期の進展に伴い発現遺伝子群が変化していくことを、cDNAマイクロアレイを用いた多数遺伝子発現をもとに解析した。これから、臨床的にPBCが顕性化した病期を解析するだけでは、P BCの病態を理解するためには不十分である事が判明している。本研究においては、自己免疫反応の生じ始めた段階に遡り、更にどのようなカスケードにて免疫現象が進行し、胆管の消失に至るかの解明を試みた。このためにPBCに必須ともいえる<胆管特異的><PDC-E2>という2つの条件をみたしたCK19-PDCE2 Tg miceの作製に成功した。蛋白の発現はmRNA及び蛋白発現にて証明された。また、系統の掛け合わせにより、発現量を更に多いdouble transgenic miceの系を確立した。これらCK19-PDCE2 Tg miceにおける発現形質の解析を行った。自然発症の有無が今回の実験目的の大きな課題の一つであったが、通常のTg mice50匹を生後1年の時点でsacrificeしたが、組織学的に胆管障害は認めなかった。また、肝機能検査にて血清ALT, ALPは正常範囲内であり、PBC診断の血清学的マーカーの一つとされている抗ミトコンドリア抗体も陰性であった。Double Tg miceについては、現在長期観察中だが、生後24週の時点でのsacrificeでは陽性所見は認めなかった。PBCの病因として、PDC-E2の胆管細胞細胞質での異所性発現が原因か結果かについて、以前より議論のあるところであった。本研究で作製したマウスにおいて、PDC-E2異所性発現のみではPBCを惹起し得なかったことは、今後の病態機序解明において有用であった。(2004年アメリカ肝臓病学会にて口演発表)今後何らかのsecond hitが必要なのかについて更に検討を加え、PBCの発症機序を包括的に解析し、それを踏まえて効果的な治療法の開発に繋げることが可能である。<br />研究課題/領域番号:15790341, 研究期間(年度):2003 – 2004<br />出典:「胆管細胞特異的PDC-E2発現マウスを用いたPBCモデルの作製およびその解析」研究成果報告書 課題番号15790341(KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所))(https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-15790341/)を加工して作成 続きを見る