1.

論文

論文
原, 英二
出版情報: 金沢大学がん研究所 共同研究成果報告書.  平成21年度  pp.10-11,  2010-04-01.  金沢大学がん研究所 = Cancer Research Institute of Kanazawa University
URL: http://hdl.handle.net/2297/35019
2.

論文

論文
栗山, 智有 ; Kuriyama, Tomoari
出版情報: 平成20(2008)年度 科学研究費補助金 若手研究(B) 研究成果報告書 = 2008 Fiscal Year Final Research Report.  2007 – 2008  pp.4p.-,  2008-11-30. 
URL: http://hdl.handle.net/2297/00059870
概要: 金沢大学附属病院<br />う蝕や歯周病が進展して発症する口腔の化膿性感染症の病巣と同じ患者の歯垢中の細菌の組成や性状とに何らかの関連があるかどうかを解明するため研究を行った。膿と歯垢を同じ患者から採取し、培養細菌学検査や細菌の遺伝子調査を 施行した。その結果、膿と歯垢では、その細菌組成や個々の細菌の性状に違いがあり関連はなかった。患者の歯垢の細菌学特徴から口腔の化膿性感染症の原因菌の性状を推察することは困難であると結論する。<br />研究課題/領域番号:19791502, 研究期間(年度):2007 – 2008<br />出典:「リアルタイムPCRによる口腔外科感染症の細菌学的検査、解析法の確立」研究成果報告書 課題番号19791502(KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所))(https://kaken.nii.ac.jp/ja/report/KAKENHI-PROJECT-19791502/19791502seika/)を加工して作成 続きを見る
3.

論文

論文
栗山, 智有 ; Kuriyama, Tomoari
出版情報: 平成18(2006)年度 科学研究費補助金 若手研究(B) 研究概要 = 2006 Research Project Summary.  2005 – 2006  pp.2p.-,  2016-04-21. 
URL: http://hdl.handle.net/2297/00060994
概要: 金沢大学附属病院<br />口腔化膿性感染症の治療においてはβ-ラクタム薬が使用されるが、その効果は耐性菌の存在にて大きな影響を受ける。耐性菌の有無を迅速に把握できる検査法が存在すれば効果的な抗菌薬療法が可能になる。本研究の目的は、現在の培 養検査法よりも迅速性で優れた遺伝子学的検査法を開発することである。そこで研究代表者は、口腔化膿性感染症の代表的な起炎菌であるPrevotellaに注目し、その抗菌薬耐性に強く関係しているβ-ラクタマーゼ産生遺伝子のReal-time PCR検出系を唐澤博士(金沢大学)、Williams博士(Cardiff大学)の協力の元で独自に開発した。Real-time PCR検出系ではβ-ラクタマーゼ産生株の全てでβ-ラクタマーゼ産生遺伝子を検出したのに対して、非産生株では全く検出しないことを確認した。さらにβ-ラクタマーゼ産生遺伝子が臨床検体(膿)から直接検出できるかどうかについて検討した。培養検査でβ-ラクタマーゼ産生Prevotellaが分離された検体の全てでβ-ラクタマーゼ産生遺伝子が検出された。一方、β-ラクタマーゼ産生Prevotellaが分離されなかった検体においては、48検体は陰性であったが8検体では陽性であった。Real-time PCR検査が培養検査法よりも検出感度が高いことが理由と考えられる。以上より、本研究で開発した遺伝子学的手法の高い感度、正確性が証明された。この方法を利用して口腔化膿性感染症のβ-ラクタム薬耐性菌の有無を迅速に把握することが可能になると考えられ、臨床への応用が期待できる。なお、一連の研究に関連した知見として、日本においては口腔化膿性感染症の起炎菌の抗菌薬耐性率は年々上昇していること、現在市販されている主要な抗菌薬に対する感受性が明らかになった。また、Prevotella属の病原性に関して、菌種によって蛋白分解能は違うこと、歯垢からの分離株と膿からの分離株では違うことも明らかになった。研究では、さらに口腔化膿性感染症の臨床検体中の原因細菌の定量が可能なReal-time PCR検出系の開発にも取り組んだ。計画は概ね順調に進捗し、一連の研究の最終部分に関する遺伝子実験を平成18年11月申旬〜平成19年1月に行う予定であった。この実験で使用する試薬は製品化されていないものであり、実験準備の段階で独自に製作した。平成18年11月に実験を試行した際、期待した結果が得られず、その原因を調査した結果、試薬の成分組成が原因であることが判明した。予定された研究機関で完了することが困難と判断し、繰越を申請し承認された。その上で、平成19年4月から平成19年9月に、目的とした試薬を完成させ、この試薬を使ったReal-time PCR検出系を完成させた。この検出系より臨床検体に含まれるPrevotellaだけでなくFusobacterium、Porphyromonas菌量を迅速に把握することが可能になった。<br />研究課題/領域番号:17791443, 研究期間(年度):2005 – 2006<br />出典:「口腔化膿性感染症原因菌のβ-ラクタマーゼ産生遺伝子の検出」研究成果報告書 課題番号17791443(KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所))(https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-17791443/)を加工して作成 続きを見る