1.

論文

論文
中山, 裕介 ; 神谷, 好承 ; 関, 啓明 ; 疋津, 正利
出版情報: 精密工学会学術講演会講演論文集.  2010S  pp.1041-1042,  2010-01-01.  精密工学会 = The Japan Society for Precision Engineering
URL: http://hdl.handle.net/2297/45019
概要: 車における走行時の安全装置の一つとしてABS(Anti-lock Braking System)がある.ABSはタイヤの回転をロックさせずに制動力を得るシステムであり,この時に最も重要なパラメータはブレーキのポンピング周期である.安全のため にはタイヤと路面との摩擦係数の変化に対して効率的なポンピング周期が求められる.本研究ではシミュレーションを通してブレーキのポンピング周期の最適化を試みた. 続きを見る
2.

論文

論文
菅沼, 直樹 ; Suganuma, Naoki
出版情報: 平成18(2006)年度 科学研究費補助金 若手研究(B) 研究概要 = 2006 Research Project Summary.  2004 – 2006  pp.2p.-,  2016-04-21. 
URL: http://hdl.handle.net/2297/00061048
概要: 金沢大学理工研究域<br />現在,自動車交通の知能化,効率化等を目的としてITS(高度道路交通システム)に関する研究が様々な機関で研究されている.この中で,ドライバの運転負荷軽減を目的として様々な運転支援システムが提案されている.現在の運 転支援システムは,基本的にドライバの運転行動に対して車両側が受動的な運転支援を行なうシステムのみである.一方今後迎える高齢化社会においては,より車両側で判断し能動的に支援を行なう高度な運転支援システムの必要性が増大するものと考えられる.能動的な運転支援システムを実現するためには,車両側で車両周囲環境を詳細に把握する必要がある.そこで,地図情報とセンサから得られる車両周囲の実三次元環境情報を融合し,白線の存在しない一般道を含めた全ての道路環境において車両周囲環境を認識し,とるべきコースを把握することを目的とする.最終年度は主にH17年度までに開発済みのシステムを現有の実験車両上に搭載し,一般道における本システムの適応性について検討について行った.具体的には罫実験車両(ナンバープレート取得済み既存車両)を用いて一般道を走行する。そして,ステレオカメラからの画像・車両運動データ等を未圧縮かつリアルタイムで保存し,オフラインでの解析を行なう.その結果,本研究で開発を行った車両周辺環境認識システムが,日中において実用的なレベルであることを確認した.一方,夜間については使用しているカメラの問題から今後更なる検討が必要であることについても確認した.さらに上記システムを搭載した自動車の自動運転システムについても開発を行い,1研究者所属機関内の敷地において自動運転を行なうことが可能であることを確認した.<br />研究課題/領域番号:16700170, 研究期間(年度):2004 – 2006<br />出典:「地図情報と三次元環境情報の融合による自動車の能動的運転支援の実現」研究成果報告書 課題番号16700170(KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所))(https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-16700170/)を加工して作成 続きを見る
3.

論文

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權, 仁洙 ; Kweon, InSoo
出版情報: 平成14(2002)年度 科学研究費補助金 若手研究(B) 研究概要 = 2002 Research Rroject Summary.  2001 – 2002  pp.1p.-,  2016-04-21. 
URL: http://hdl.handle.net/2297/00061223
概要: 金沢大学理工研究域<br />自動車の普及と伴い、自動車によう事故は年々増加傾向である。特に自動車と歩行者との衝突事故は歩行者に致命傷を与える。そこで本研究は移動体から歩行者の検出する手法を提案し、その有効性を確認する。歩行者を検出するため 、本研究では人の肌の色に注目した。人種によって肌色が異なるのは色ではなく、輝度によって、差が生じる。このような差を取り除くため、RGBカラー空間からクロマチックカラー空間に変換する。クロマチックカカラー空間により皮膚の分布を求め、肌の領域を抽出する。肌の領域の位置情報を元にHSVカラーモデルから歩行者の胴体部分を検出する手法を提案する。その手法はHSVカラーモデル(HSV Color Model)のHueとSaturation成分に対してそれぞれの閾値を設定し、肌の領域との位置関係で歩行者の領域を推定する。推定された領域が歩行者であるかどうかを判断するため、擬似2次HMMを用いる。擬似2次HMMを構築するため、頭→肩→腕→足の順の時系列パターンを作成し、各時系列パターンをさらに横方向に3・4・4・4で分割する。分割された領域を8^*8 DCTに変換し、DCT変換の際に得られるパラメータを観測ベクトルとして使用する。これらの観測ベクトルからViterbi値を計算する。各400個の人と物体の画像からViterbi値を算出し、人と物体との境界値を求め、その境界値によって、歩行者を判断する。実行時間の短縮とアルゴリズムの高速化をため、Intel MMXとSlMD命令を用いた。結果計測時間は平均86msecである。そして動画像から本システムを適用した結果、検出率は78.6%である。<br />研究課題/領域番号:13750213, 研究期間(年度):2001-2002<br />出典:「歩行者と自動車との衝突防止手法に関する研究」研究成果報告書 課題番号13750213(KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所))( https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-13750213/)を加工して作成 続きを見る