1.

論文

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藤野, 陽 ; Fujino, Noboru
出版情報: 平成24(2012)年度 科学研究費補助金 基盤研究(C) 研究成果報告書 = 2012 Fiscal Year Final Research Report.  2010-2012  pp.5p.-,  2013-04-03.  金沢大学医薬保健研究域保健学系
URL: http://hdl.handle.net/2297/00050636
概要: 金沢大学医薬保健研究域医学系<br />157名のサルコメア遺伝子変異保因者を検出し、そのうち107名について心エコー図検査指標を経時的解析した。7年間の観察期間中、12名に左室収縮不全が認められた。対象をミオシン結合蛋白C遺伝子保因者(M YBPC3群)と非ミオシン結合蛋白C遺伝子保因者(non-MYBPC3群)とに分けてカプランマイヤー法で解析した所、non-MYBPC3群はMYBPC3群と比較して、より高頻度に左室収縮不全をきたすことが判明した。<br />The study included 157 sarcomere gene mutation carriers, and 107 subjects underwent serial echocardiograms. At a mean follow-up of 7 years, 12 subjects experienced systolic dysfunction. When the subjects were divided into MYBPC3 and non-MYBPC3 mutation carriers, the rate of systolic dysfunction was higher in the non-MYBPC3 group than in MYBPC3 group.<br />研究課題/領域番号:22590808, 研究期間(年度):2010-2012 続きを見る
2.

論文

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古川, 健治 ; Furukawa, Kenji
出版情報: 平成14(2002)年度 科学研究費補助金 若手研究(B) 研究概要 = 2002 Research Rroject Summary.  2001 – 2002  pp.1p.-,  2016-04-21. 
URL: http://hdl.handle.net/2297/00061212
概要: 金沢大学附属病院<br />本研究の目的は、ヒト高血圧症の発症に関わる遺伝子や、血圧調節に関与する未知の遺伝子を探索することである。家系内に高血圧発症者を持ち、高血圧を発症した患者より検体を採取し、total RNAを用いて蛍光ディファレン シャル法(FDD法)にて比較を行った。3種のアンカープライマーと25種のアービタリープライマーを用いてFDD法を行った結果、高血圧患者において発現量が増大しているcDNA断片が10個と、発現量が低下しているcDNA断片が5個得られたため、これらのcDNA断片を候補cDNA断片としてさらに解析をすすめた。はじめに候補cDNA断片の発現異常を確認するため、ノーザンブロットハイブリダイゼーションを行ったところ、高血圧患者において発現量が増大している候補cDNA断片10個のうち2個で発現異常が確認された。また、発現量が低下している候補cDNA断片5個はいずれも発現異常が確認されなかった。次に、高血圧患者において発現量が増大している候補cDNA断片に対し、配列を決定するためシークエンスを行った。得られた配列は未知のものであり、この候補cDNA断片の全長を得るため、クローン化し、レース法を用いて全長の配列を得た。これらの候補cDNAの発現異常が、通常の高血圧患者において認められる例があり、これを解析中である。また、既知の高血圧に関する遺伝子座位と比較するため、FISH法を用いてこの候補cDNAの遺伝子座位を検索中である。今後、アービタリープライマーの数を増やしさらに新たな候補cDNA断片の探索を行う予定である。また、症例数を増やし、新たな候補cDNA断片の探索を行う予定である。<br />研究課題/領域番号:13770346, 研究期間(年度):2001-2002<br />出典:「蛍光ディファレンシャルディスプレイ法を用いた高血圧成因遺伝子の研究」研究成果報告書 課題番号13770346(KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所)) ( https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-13770346/ )を加工して作成 続きを見る