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論文

1. 凍結防止剤散布地域におけるアルカリ骨材反応と鉄筋腐食の複合劣化現象の解明

久保, 善司 ; Kubo, Yoshimori

出版情報:	平成26(2014)年度科学研究費補助金若手研究(B) 研究成果報告書 = 2014 Fiscal Year Final Research Report. 2012-04-01 - 2015-03-31 pp.6p.-, 2015-06-10.
URL:	http://hdl.handle.net/2297/00052232

概要: 金沢大学理工研究域地球社会基盤学系 アルカリ骨材反応および塩害による劣化したコンクリート構造物の維持管理はきわめて重要な課題である。両者が複合した場合については，その劣化進行は十分に明らかにされていない。本研究では，塩害およびアル … カリ骨材反応による複合劣化を生じた構造物に対しても最も大きな課題とされている塩分浸透および鉄筋腐食に関する研究を実施した．その結果，アルカリ骨材反応による膨張によって生じたひび割れは，塩害を促進する要因となることが明らかとなった。 It is serious and important problem on maintenance of concrete structure deteriorated byAlkali-silica reaction (ASR) and chloride induced corrosion. On the occurrence of the combined deterioration of concrete structure due to ASR and chloride induced corrosion, the evolution of degradation of concrete structure is not cleared. In this study, the main scope was forced on the permeation of chloride ion and the corrosion in concrete structure affected by the combined deterioration. As the results, it is indicated that cracks caused by the expansion due to ASR may promote the degradation due to chloride induced corrosion. 研究課題/領域番号:24760346, 研究期間(年度):2012-04-01 - 2015-03-31 続きを見る

論文

2. 鉄筋破断を念頭に置いたASR劣化コンクリートの力学的挙動の解明と力学モデルの構築

久保, 善司 ; Kubo, Yoshimori

出版情報:	平成22(2010)年度科学研究費補助金若手研究(B) 研究成果報告書 = 2010 Fiscal Year Final Research Report. 2008-2010 pp.5p.-, 2011-06-16. 金沢大学理工研究域地球社会基盤学系
URL:	http://hdl.handle.net/2297/00052233

概要: 過大なアルカリ骨材膨張による劣化被害を受けた構造物の維持管理対策の確立は急務とされている.本研究では,各種反応性骨材を用いて過大膨張を含むASR劣化コンクリートの力学的挙動を明らかにすることとした。これらの結果から,粗骨材レベルにおいては骨 … 材種類が膨張に伴う力学的特性に与える影響は顕著でないこと,得られたデータから性能評価を行うための下限値の提案を行うことが可能であることが明らかとなった. It is needed to be established the maintenance method for ASR deteriorated concrete due to an excessive expansion. Main purpose of this study is to be clarify the mechanical behavior of ASR deteriorated concrete that made with various aggregate. The expansion of those concrete were over 0.8%. As results, it is cleared that the effect of type of reactive aggregate on the mechanical property is not significant. Furthermore, it can be recommended that the minimum value was designed by using the these obtained mechanical data of ASR deteriorated concrete in order to use for the evaluation the performance of ASR deteriorated concrete member. 研究課題/領域番号:20760290, 研究期間(年度):2008-2010 続きを見る

論文

3. 再生骨材におけるASRに関連した問題解決のための基礎研究

鳥居, 和之 ; Torii, Kazuyuki

出版情報:	平成20(2008)年度科学研究費補助金基盤研究(C) 研究成果報告書 = 2008 Fiscal Year Final Research Report. 2007-2008 pp.4p.-, 金沢大学理工研究域環境デザイン学系
URL:	http://hdl.handle.net/2297/00049874

概要: 本研究の成果は以下の3つの項目に分けることができる。まず, (1)再生骨材からのアルカリ溶出がASRに及ぼす影響を検討した結果, 再生骨材中のASRゲルから溶出するアルカリによってASRが促進することが明らかになった. 次に, (2)再生骨 … 材を使用したコンクリートのASRによる膨張性状を検討した結果, コンクリートのアルカリの種類(NaCl添加またはNaOH添加)とその添加量を種々に変化させたコンクリートバーの膨張試験の結果に基づいて, 再生骨材を使用したコンクリートのASRの発生条件の特徴とぺシマム混合率との関係を明らかにした. さらに, (3)原骨材のASRの程度が再生骨材コンクリートの膨張性状に及ぼす影響を検討した結果, 建設後約30年が経過したASR劣化構造物から製造した能登産の安山岩砕石を原骨材とする再生骨材は反応領域が骨材界面から1~2mm程度に限定されていたのに対して, 常願寺川産の川砂利から製造した再生骨材は安山岩粒子の内部まで反応が激しく進行していた. このため, 再生骨材のASR試験及び再生骨材コンクリートの膨張試験の結果より, 再生骨材のアルカリシリカ反応性は原骨材の種類とその反応性(能登産の安山岩砕石および常願寺川産の川砂利)により相違し, それらは促進養生条件下での再生骨材コンクリートの膨張性状に大きな影響を及ぼすことが判明した. 研究課題/領域番号:19560458, 研究期間(年度):2007-2008 出典：「再生骨材におけるASRに関連した問題解決のための基礎研究」研究成果報告書　課題番号19560458（KAKEN：科学研究費助成事業データベース（国立情報学研究所））（https://kaken.nii.ac.jp/report/KAKENHI-PROJECT-19560458/19560458seika/)を加工して作成続きを見る

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